Windows10は常に大型アップデート対応しないとすぐにサポート終了になってしまう | Tascal PCサポート情報

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昨日、お客様のところへ定期メンテナンスに伺いました。

 

このお客様は私と年1回のメンテナンス契約をなさって見えます。

 

1年ぶりのパソコンをチェックしようとすると早速びっくりすることが。

 

Windows10のバージョンがまだ1511(NovemberUpdate)のままでした。

 

このお客様は自動更新ONにしているので勝手にアップデートしても良いものなのですが、

 

忙しいし時間かかりそうだったから強引に電源切って全部拒否した

 

とのこと。

Windows起動ファイル壊れなくて良かったですf^_^;。

 

まあ、そのための定期メンテナンスなので、何の問題も無く、

私の方で無事AnniversaryUpdateバージョン1607を2時間かけてインストールし、

そのほかの問題点やパソコンの故障点検、アプリのアップデートやウイルス検査を行い、

無事作業は終了しました。

 

さて、Windows10はマイクロソフト曰く最後のWindowsと言う事で、次期Windowsのリリースは発表されていません。

いままでのWindowsはすべてサポート終了の期限が発表されていました。

 

Windows Vistaは、2017年4月12日

Windows7は、2020年1月14日

Windows8.1は、2023年1月10日

です。

 

実はWindows10は各大型アップデートのタイミングにより、サポート期限が切られます。

これをWindows as a Serviceと呼びます。

 

それによると、Windows10は、大型アップデートが行われてから6ヶ月+60日で2世代前のWindows10のサポートが終了します。

 

どういうことかと言いますと、今までWindows10は2回大型アップデートを行いました。

 

・2015年7月  Windows10 リリース

 

・2015年11月 Windows10 バージョン1511(NovemberUpdate)リリース

  

・2016年8月  Windows10 バージョン1607(AnniversaryUpdate)リリース

 

次期の大型アップデートは今のところ2017年4月(Creators0Update)の予定です。

と言う事は、その6ヶ月+60日後2世代前のWindows10がサポート対象外になると言う事なので、

 

初期Windows10はバージョン1607リリースから6ヶ月+60日後=2017年4月頃サポート終了

バージョン1511は(今のところの予定では)CreatorsUpdateのリリースから6ヶ月+60日後=2017年12月にサポートが終了します。

 

Windows10からWindowsUpdateを拒否できなくなりました(その代わり一時的な延期は出来る)。

延期してもコンシューマー版で4ヶ月、ビジネス版で12ヶ月後無条件でアップデートは適用されます。

このお客様のように始まったアップデートを時間がかかるから強引にキャンセルして見えた場合を除いて。

(アップデート、とても時間かかりますからね~~~~(-_-))

 

なので、普通にアップデートを行って見えれば何の問題もありませんが、インターネットにつながずパソコンを使用していたり、アップデート作業が始まったのを強引に再起動などしてアップデートをキャンセルしていると、気がついたらサポート終了していた。

と言う事になりますので、ご注意ください。

 

Windows10は常にメンテナンス・アップデートしないといけないWindowsなのです・・・