いつの間にかサポート終了していた Quicktime for Windows | Tascal PCサポート情報

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Facebookのタイムラインを見ていたら、ITmediaの記事を見つけちょっと驚きました。

Appleがこの4月末に QuickTime for Windows のサポートを終了、ダウンロードもできなくしていたと言うのです。

MicrosoftができてAppleができていないこと
Appleの「Windows版QuickTime電撃終了」騒動はなぜ起きたのか?

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お恥ずかしながら私はゴールデンウィークの頃、その騒動を知りませんでしたので寝耳に水でした。
もう4ヶ月も前にQuickTime for Windows は終わっていたのですね。

ですが、Itmediaの記事にもあるように、Appleは突然QuickTime for Windows を削除してサポート終了とか、
ユーザーへのアンインストールをするよう案内とか、私の気づくところでは一切ありませんでした。

終了の原因がトレンドマイクロが指摘した脆弱性の対処をせずそのまま終了なので、
せめて案内ぐらいは必要だったのではないかと思います。

 脆弱性の問題はそのまま放置されているわけですから、ユーザーにはアンインストールを促す案内を何故しなかったのでしょうね。

この QuickTime 、iTunes をインストールするとき一緒にくっついてくることが多かったので、
結構な方のパソコンにインストールされていると思います。

一度ご自分のパソコンをチェックし、インストールされていたら、どうしてもQuickTimeでないと開けないデーターがある方以外は削除(アンインストール)をお奨めします。

削除方法は

すべてのプログラム(アプリ) → QuickTime → QuickTimeのアンインストール です。

 


何かのトラブルでスタート画面の全てのアプリに無い場合、
コントロールパネル → プログラムのアンインストール → QuickTime7 → アンインストール です。

 


QuickTimeデーターの拡張子は .mov です。
最近はH.264やmpgなどが標準になっているAppleですので問題ないかと思いますが、
10年以上前ぐらいの動画や、ニコンのコンデジで撮った動画などでは .mov が標準のものがありました。

QuickTimeが無くても .mov データーが読めるプレーヤーソフトは多いですが、
例えば realPlayer の real converter などを使い .mov ファイルを他の形式にコンバートするのも手かと思います。

real player ダウンロードサイト

 


しかし・・・脆弱性を突っ込まれてそれを直すのでは無くてそのままサポート終了で自然消滅って・・・
※ちなみにMacOS版のQuicktTimeは今もそのまま提供しています。

せめてユーザーに説明だけはしましょうよ。
入れるときはiTunesにバンドルしてインストールさせているんだからさぁ~!Appleさん。