日経PCOnlineの10月15日付記事でこんなものを見つけました。
・【セキュリティ編】もっとも怖い、USBメモリーの情報流出とウイルス感染を防ぐ
http://pc.nikkeibp.co.jp/article/knowhow/20140711/1136664/
この中にUSBメモリーを介してウイルスに感染し、社内情報が漏洩してしまうことがあると書かれています。

USBメモリーはハードウェアファイヤーウォールで検知することができません。
なので、私が元働いていた会社では、会社のパソコンにUSBメモリーを挿したり、データーをコピーしようとするとユーザー認証が求められました。
データーの持ち出しはもちろん許可制でした。
大きな会社は今や当たり前になっているUSBメモリー規制。
ですが、SOHOでは、使われて見える方が限られていますし、データーコピーが便利なので、なかなか規制できない(というか、おそらく社長自らお使いになっている)のが現状です。
ベネッセのように外部の人間もなかなか入ってきません、身内も多いですから仕方ないですね。
ですが、だからこそUSBメモリーや外付けHDDの持ち出しや持ち込み時のウイルスチェックは必須と考えます。
では、どうやってUSBメモリーや外付けHDDのウイルチェックってするの?
ということで、ノートンセキュリティとウイルスバスター(NTT西日本セキュリティツール)のドライブスキャンの方法をご案内いたします。
他人のUSBメモリーを自社(自分)のパソコンに挿すとき、
PCOnlineの記事にもあるように自分のUSBメモリーを出先で他のパソコンに挿してデーターを持ち込むとき、
念のためウイルスチェックをおこないましょう。
●ノートンセキュリティ
メイン画面→今すぐスキャン→カスタムスキャン→ドライブスキャン「実行」
にて、USBメモリー・:外付けHDDの挿さっているドライブにチェックマークを入れ、「スキャン」

●ウイルスバスター(NTT西日本セキュリティツール)
(画面はNTT西日本セキュリティツールですが、ウイルスバスターでも同じです)
メイン画面→▼マーク→カスタムスキャン
にて、USBメモリー・:外付けHDDの挿さっているドライブにチェックマークを入れ、「スキャン」


これにて、USBメモリーや外付けハードディスクのみウイルス検査することができます。
また、出先でUSBメモリーを紛失したり、忘れたり、盗難にあったりすることも想定されます。
できるだけUSBメモリーには顧客データーや個人情報、社内機密文章等漏洩してはまずいものをコピーして持ち出しすることを避けましょう。
どうしてもそういうことが多い方はセキュリティタイプのUSBメモリーをおすすめします。
これは、パスワードロックにて、中のデーターが暗号化されていてパスワードを入力しない限りUSBメモリーの中が見えないようになっているものです。
大手メーカーから発売されていますので、店頭で店員さんに聞けば教えてくれると思います。
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※昨日、クラウドでは大手のDropboxのユーザーIDとパスワードが700万件流出したのでは?
という記事が流れました。
(ITMedia)
・DropboxユーザーのID・パスワード700万件が流出? Dropboxは自社からの流出を否定
(impress)
・Dropboxのアカウント情報約700万件が流出? Dropboxはシステム侵害を否定
Dropbox側はデーターの流出はないと言っていますので、ガセか、それとも恒例のリスト型アカウントハッキングかもしれません。
万が一がございますので、パスワードの変更・2段階認証の設定をおすすめいたします。
設定方法は、下記URLよりログインして、
https://www.dropbox.com/
右上のログイン名→設定→セキュリティ→パスワードの変更
にて変更できます。
2段階認証もこの画面で設定できます。
過去のブログでも書きましたが、最近はこのリスト型アカウントハッキングによるID・パスワードの流出が後を絶ちません。
リスト型アカウントハッキング~なぜIDとパスワードを個々のアカウント毎に変えなければならないのか
大切な情報を守るため、ウイルスチェック・パスワードの管理(変更)は、定期的に行いますよう、お願いいたします。