こんにちは、PCPハイパフォーマンスコーチ山口です。
サーフィンの本場オーストラリアの大学(スポーツ科学専門)の研究によると、
サーファーの3人に1人は、サーフィンに関連した痛みを一つ若しくは複数抱えているそうです。
約700名のサーファーを対象にしたその研究では
波に乗っている時に痛める部位は、膝・足首・背部・肩回り等が多く、
背部や肩回りの怪我や痛みでは、パドリングが最も大きい原因になります。
サーフィンを継続して楽しむと同時に、予防を怠り酷使してきてしまったカラダは、膝や足首に大きい負担をかけます。
深刻なサーフィン外傷の予防のためには、必ず対処すべきいくつかの事があり、その対処法、海の中での怪我の可能性を減らす方法は、「地上でのフィジカルトレーニング・ウォーミングアップ・日頃のケアである。」と結論づけています。当たり前といえば当たり前ですよね
日本のサーファーにも恐らくそのまま当てはまるこの問題。でもしっかりとこの3つの方法をしっかりと行っている日本のサーファーはどのくらいいるでしょうか
そして仮にトレーニングをしていたとしても、ただ欧米の方々と同じようなトレーニングをそっくりそのままトレーニングをしたからといって、トレーニングマシンを使ってガツガツと筋トレだけを行っても、サーフィンにとっていい効果が出るとは限りません。むしろ間違ったフォーム・個体差を無視したトレーニングによって、怪我をしてしまう可能性もあります。
日本人には日本人にあった、その人のカラダにはその人のカラダにあった、年齢には年齢にあった、トレーニングをすることが大切だとPCPでは考えます。
ではPCPではどのようにその人のカラダに合ったサーフィントレーニングを進めていくのか?
次回以降、怪我をしたくないサーファーの方、いくつになってもサーフィンを楽しみたい方にお伝えしていきたいと思います