
第18回となるイギリス館ピアノリサイタルに行ってきました。
前回の4月に初めて聴きに行きましたが、
あとあとまで心に残る演奏で、リピーターになってしまいました。
今回は、シューベルトの即興曲op.90-1と2、ベートーヴェン熱情を大原亜子さんが、チャイコフスキーの四季より2月6月9月、プロコフィエフのピアノソナタ第8番を矢澤一彦さんが演奏されました。
大原亜子さんのシューベルトはとても素敵です。美しいだけでもない、意志のある音が特別な感じがします。熱情も、あの音数の多い曲の楽譜が目に浮かんでくるようでした。
矢澤一彦さんは後半の演奏で、日が落ちてきたせいか部屋がうす暗くなり、途中でご本人が照明を着けに中断。聴衆にも気を配りつつ、何事もなかったかのように戦争ソナタの世界へ・・・本当に素晴らしい曲です。
お二人の楽曲への想いが伝わってくるようでした。
会場は後方の部屋までお二人のファンで満席。とても居心地のよい雰囲気でした。