
本日、湘南台文化センター市民シアターで行われた湘南台トワイライトコンサートに行ってきました。
初めてのホール、円形のステージで観客席はちょっと角度のある段々席。前の人の頭が邪魔になりません。
座席はピアニストをやや後ろから見る感じでしたが、手元が良く見えました。
7月ショパン、9月シューマン、12月ベートーヴェン、そして来年1月リスト、とシリーズ化されたピアノコンサート。
今日はそのベートーヴェンプログラムの日でした。
演奏は、杉谷昭子さんと若林顕さん。
杉谷さん ピアノソナタ第21番Op.53「ワルトシュタイン」
ピアノソナタ第23番Op.57「熱情」
若林さん ピアノソナタ第19番Op.49-1、20番Op.49-2
ピアノソナタ第31番Op.110
杉谷先生、ふわふわした感じの鮮やかな水色のドレスでご登場。
ベートーヴェンというと、割とパワフルに演奏されがちなイメージですが、ハーフタッチの提唱者というだけあって、
透明感のある、とてもきれいな音色のワルトシュタインと熱情。
あぁ、こういうワルトシュタインって素敵、
あぁ、熱情の綺麗な旋律のところは本当にその音色にぴったり。
本当に素敵な演奏でした。
若林さんも、大きな体格からはちょっと想像しにくい、やさし~い音色のうっとりするような31番でした。
「易しいソナタ」とプログラムに書かれている通り、ソナチネアルバムにも載っている19番と20番、易しい曲ほど、ピアノの上手さがわかります。
本当に素晴らしい演奏でした。
今晩、杉谷先生のCD(ベートーヴェンのソナタ)、また聴いてから寝ることにします。