鉛蓄電池を何個か持っているので充電のために、
お安く作れる秋月電子の鉛蓄電池充電キットを使っている。
ところがこのキットは低電圧電源キット用に作られた基板をそのまま
流用しているためにやたらジャンパーが多くて使いづらい基板になっている。
また、発信しやすいのも難点だ。
今回は最近始めた基板CADで練習がてら専用の小型基板を作ってみたい。
回路はキット用のままなので省略するが、手持ちの放熱器に取り付け出来るように
寸法を合わせて作ってみる。
大きさは放熱器底面サイズで50mmx80mmで設計する。
小型化するため少々手持ちパーツを混ぜて行く。
フットプリントはCAD標準のもので事足りた、特にDCジャックを基板取付に出来るのは嬉しい。
ユニバーサール基板の場合は基盤固定できなかって苦労したからね。
大電流の流れる場所はパターンを太く、なるべく発信しないような引き回しにするように。
部品配置と配線もほぼまとまった。
秋月基板にはなかったが発信防止のバイパスコンデンサも追加した。
完成後ガーバーデーターを書き出して今回は初回8ドルクーポンでJLPCBに依頼した。
DHL配達なので製造から1週間程度で届くはずだから、その間に放熱板の加工をしておいた。
といっても1本穴あけとタップ切りだけだけどね。
トランジスターは秋月キットのパーツでは力不足なので以前ジャンク電源から取り出した物を使う。
到着後、サクッと組み立て。
調整して負荷をかけてみたが2Aまで安定して充電できた。
なんかすごく安定しているぞ。