レバーナスカンの使い方(爆)(・◇・)なんでち | ぴいちゃん工房

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止まり木作ってます。


これはリングキャッチというナスカンの仲間なんですが爆

今回はお馴染みのレバーナスカンの使い方(取り付け方)のお話しです。

前回「工房 ひよりの森」さんがオープンしましたー
ということで
「守りひも」がまた入手しやすくなりました、と書きました


両端にステンレス製のレバーナスカン、バンド自体はゴムで鳥っぽい柄の布地で包まれています。

これは自由度の高いゴム紐とナスカンを組み合わせた物で、キャリーなどでは底板の脱落防止とドアロックが同時に出来てしまう。
という優れものです。
これと同じ感じの物を、例えばなんとなくDIYっぽい感じでやったりする場合はどうしたらいいのかしら?という内容です。

ドア開いちゃう動画


このレバーナスカンは、先端のレバーの部分に力がかかると開いてしまう場合があります。


青矢印方向 上下ひっぱりには強いです
赤矢印方向 左右方向に力がかかると開いてしまいます


これで

例えば、このナスカンにこのバンドを取り付けたいなー
とうっかり思ってしまった場合


こういうリングを使うとよいです。
これはステンレス製で耐荷重3kgまで。
鉄の同じ物だと1kgまでとなります。
こういうのはホームセンターで売ってます。100円とか(爆)

ケージの安全バンドに使うにはやや頼りないですが、ゴムバンドなど衝撃のかからない物との組み合わせならばまー大丈夫かと。
(しかし外部から大きな力が掛かった場合には変形など破損の可能性はあります)

それでは
レバーナスカンとこのバンドをこのリングを使って繋いでみましょう。


➀リングの巻の隙間にマイナスドライバーを差し込み、隙間を拡げます。
ステンレス材料は非常に硬いので、大抵この時ドライバーの先端で指をつついてしまいます
[大怪我注意]


②うんせうんせやってバンドの金具にリングを通します


一般的なキーホルダーなどに同じ形のリングが使われていますがあれは鉄製で柔らかく取扱いも簡単になっています。
今回使用したのは数倍硬いステンレスですが、これでないと強度が足りません。


③もう一回うんせうんせやってナスカンを取り付けます
(硬くて大変)

これで出来上がりです。

ケージに付けてみるとこんな感じー

金具がいっぱいついていますが



この「レバーナスカンとリング」の代わりになるものとしては

最初に出てきた「リングキャッチ」という名前の部品が使えます。
楕円の片側がネジになっていて隙間ができますので、


さっきのバンドに直接付けて


そのままケージに


まーこんな感じなんですが(爆)

このリングキャッチという部品、
楕円の片側にネジが付いてます。そのネジは手で回して軽く締めた形で使用しますが、この用途だと振動やら移動やらありますので時々緩みがないか確認する必要があります。
また、同形状でステンレスもありすが、ステンレスの方がより早くネジの緩みが発生する事も考えられます。



今回使ってみたこの某ゴムバンドは元々服飾用品でしたので、強度、ストローク共に足りていないと思います。
ケージの安全対策でしたら梱包用の強力ゴムバンド等を使う方がよいと思います。
(どんなのがいいかはわかりませんが)

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講演などでご説明させていただいてるホームセンターで買えるバックルベルトです。
うちはこれでやってます。


さてこれの付け方です

大雑把にケージに掛けて

まだがばがばでもOK


上の部分を押さえて、バックルから伸びてきているバンドを下に引っ張るとある程度張れます。


これでちょい緩そうだったら、一旦バックルを外して数ミリ短く調整して、再度バックルを繋ぐと強く締めれます。



このバンドは耐荷重25kgで強力なので

あんまり強く締めるとケージが変形しますのでほどほどに(爆)


出来上がり―

バックルの位置は万が一落下した場合に、バックルが直接地面に当らない位置にするとよいです。
うちでは天井近くや底板付近にはせずに、だいたいこの辺りの位置で使っています。(ぴいちゃんの寝ている高さ)


底板脱落防止に
ゴムを使うのか
固定ベルトを使うのか
それはそれぞれのご家庭の飼育スタイルに合わせてご判断ください。

「こういう理由でこれを使っている」というのが価格面以外で明確なイメージがもてれば、それが正解になると思います。

ただぼんやり、なんとなく、ネットで見たから、では色々と見落とす部分もありますので要注意です。





安全第一なんでち(・◇・)/