撥水スプレーは屋外で使う(・◇・;)のでち | ぴいちゃん工房

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止まり木作ってます。

 

先日、関東は大雨になりました。

だいたいみんなびしょびしょで(爆)

 

そろそろ梅雨の声も聞けそうですが、この時期に気になるのは

「撥水(防水)スプレー」という生活便利グッズなんですが。

 

この商品には重要な取り扱い注意事項がありまして、それは

[必ず屋外で使用する] という事です。

 

これは、「気を付けてね」という注意事項ではなくて

「使うなら必ず守れよ」という強制項目です。

 

これを守らないと命に係ります。

守って正しく使えば、非常に有効で便利なものです。

 

おなじみのコーナンさんで売ってるやつです。

 

この撥水スプレーとはどんなものかと言うと・・・

 

 

キャンプ用品などでお馴染みのキャプテンスタッグさんのサイトに良い記事が載っていました。

 

キャプテンスタッグHP Q&A 防水スプレー シリコン系・フッ素系別特徴

 

 

この防水撥水スプレーというものは、対象物の表面にフッ素やシリコンの膜を作って水や汚れが対象物表面に直接接触するのを防ぐものです。

 

と、いう事は、スプレー塗装の要領で霧化した塗膜剤を高圧ガスで噴霧する、ということになります。

 

この塗膜剤が健康被害の可能性がある、という事で厳重な使用上の注意事項がある、ということになります。

 

 

 

こういうのは

「換気扇回してりゃ部屋で使っても大丈夫だろ」とか言う方が必ずいらっしゃいますが、それが一番危なくて

 

このフッ素やシリコンのガスは大抵は空気より重たい(比重が大きい)ので、まかり間違って室内で使ってしまうと床に溜まりながら家屋内全域に広がってしまいます。

こんな感じで

 

元々生き物のの呼吸器系に影響のある物なので、

[必ず屋外で使用]という警告表示になっています。

 

 

これからの時期、防水スプレーをつかう場合は

「必ず屋外で」使用してください。

 

その場合は

・近くの家の窓などが必ず閉まっている事

・風下に人がいない事

・自分が吸い込まないようにする事

 

などの様々な注意が必要です。

 

 

防水スプレーは特に生き物への影響が大きいので、厚生労働省から消費者に安全に使ってもらう為の取扱い注意書きの指針があるほどですが、このほかにも身近なもので気を付けないといけない物があります。

 

 

 

ほんの一例ですが

 

・LPG

スプレーの噴射剤として製品に充填されている。

燃料ガスなので当然火気厳禁。これも空気より重いので下に溜まります。

 

・お酒などアルコールの蒸発したもの

これは皆さんのお宅にもきっとあると思いますが(うちにはありませんが)、これの蒸発した物も空気より重くて床付近に溜まります。

 

・ガソリン

ガソリンはとても揮発性が高く(蒸発速度が速い)、これも空気より重いです。

ガソリンスタンドで自動車に給油するとき「必ず窓は閉めていてくれ」というのは、給油口から逆流してきた気化したガソリン(窒素酸化物)が、車内に流れ込むのを防ぐための決まり事となっています。

車内に気化ガソリンが流れ込んでしまった場合には、車内床やシート座面あたりに溜まってしまいますので、十分に注意が必要です。

 

 

 

鳥たちと暮らしている私達が気を付けなければ行けない事は、

「製品の取扱い上の注意事項を必ず守る」(必ず)はもちろんの事、

鳥のいる施設へ行く時に着る服にも使用しない。 がベストではないかと思います。

 

 

 

今年のこれからの時期、

防水撥水スプレーを使われる方は十分に注意してください。

 

 

なんでち(・Σ・;)

 

 

 

 

「大丈夫」ではないのでし(#`◇´)