これからの季節、帰省やお出かけなど愛鳥さんと外出する機会が増えると思いますが、お出かけ用の安全対策を
「うちではこうやってますよー」というお話しです。
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鳥さんのケージ(鳥籠)は、輸送や後のお手入れの関係で、分解が出来るようになっています。
ほとんどが工具の使用(ネジ止め)はせずに爪をハメ込む形での組み立てとなります。
これが「簡単に組み立てられた―(^^)v」という事は、簡単にバラす事も出来る、という事です。
お出かけ時に、ケージの左右から力がかかると、最悪の場合は底板の脱落が発生する事もあります。
また、樹脂製品は紫外線などに弱く、長期使用した製品では樹脂部の劣化により思わぬ破損につながる場合があります。
各ケージメーカーさんでは、愛鳥さんの快適さと安全性を考え、製造開発に尽力されています。
しかし、「絶対に安全な製品」というのはありません。
愛鳥さんの安全を確保するのは飼い主の役目です。
実際、私もぴいちゃんと暮らし始めてすぐの頃、屋外でケージのドアが開いてしまう、という危険な状況を発生させてしまいました。
そんな経験からも、ケージとは鳥さんの健康と安全を保障する安全な空間であって欲しいと思っています。
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ぴいちゃん愛用の21ケージ(キャリーとして使用)
鳥も人も超お気に入り(爆)
大変いい作りで、数年使用していますが歪みなども全く無し◎
移動中(歩行移動時)は、サイズぴったりの手提げに入れています。
これが、手提げに出し入れする時、
入口ドアのロック用のフックが引っかかる事があります。
(人間の方が、ちゃんと確認していれば全く問題ありませんよ)
人間はとうしても「ついうっかり」というミスを起こします。
ですので入口、食器入れのドアのナスカン取り付けは必要です。
全ての出入り口をナスカンでロック
ナスカンは、マルカンさんのケージロックを3個使用しています。
チェーンは取り外しての使用です。
これで万全。
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ぴいちゃんのキャリー(21)は、他にもお出かけの安全対策をやっています。
万が一の落下や転倒に備えた対策として、ケージの各所を結束バンドで固定しています。
底板への爪4か所
天板と、周囲の網板も締結
それぞれ網板の爪をハメ込む部分を結束バンドで締めています。
止まり木は、ネジが外側に出っぱらないタイプに。
スドーさんのベルインローラーも、ナット側を蝶ナットに交換して、外側への出っ張りを押さえています。
これによって、手提げへの出し入れが簡便となり、前面のドア部分への注意力を増す事ができます。
結束バンドですが、こういうのがあります。
紫外線や酸性雨に耐性のある製品です。
日光浴をする機会の多いケージにおすすめです。
消毒液にも強いのじゃないかしら??
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では、
「バンドで締めちゃって、洗う時はどーすんだよ」ですが、
うちではお風呂場でシャワーで洗ってます。
お湯かけながら洗車ブラシでごしごし(爆)
※このブラシはケージと止まり木洗い専用です。
シャワーの減圧弁も外してあります(笑)
ひっくり返してそのまま乾燥(爆)
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おもちのプラケです。
これもお出かけが多いですが
こういうかっこいい色のバンドで締めています。
締め付けはギチギチでは無く、落下時に蓋が外れない程度にしています。
持っている本人の他、周囲の方から見ても安心感がありますよね(ホントか?!)
安全第一なんでし(・◇・) (おもち)