西春風神 ゼピュロス | ポコダン モンスター採点図鑑

ポコダン モンスター採点図鑑

ポコロンダンジョンズに登場するモンスターは数多く存在します。その中でも限界突破が可能な星7のキャラを中心として評価、解説していきます。記事内各項目の見方などについては『テーマ』→『はじめに』よりご確認ください。


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総合評価&適性チャート
4.0/10点


限界突破概要

ステータス成長:バランス型
スキル変化
 +4:CS(付与確率アップ)
 +7:AS(倍率アップ)

 

オススメあれこれ
  • 限界突破:0
  • スキル上げ:不要
  • ソウル:AS攻撃力/攻撃力
  • ソウルとしてはAS一択に近いところがある。7凸時の火力が弱いわけではないが、そもそもここを強化する資源があるなら、それでファフニールを作る方が良いような気がしてしまう。

 


ここが得意、ここが苦手
 ・位置指定ASの1回当たりのダメージ量が高い。

 ・攻撃力ダウンとやけどを併用できるのはレア。敵からのダメージ軽減においては有効な組み合わせと付与確率をしている。


 ・修正時に無視され、LSとAS修正の方向性が噛み合わなくなった。

 ・ファフニールでいい、を覆しうる要素に乏しい。


相性の良いキャラは?
 ・外付けで単体完結型の大砲みたいなものなので、どこに据えても悪くない。逆に言えば味方との連携要素も薄く、切り離されてしまいやすい。

無いときの代用キャラは?

 ・極絶ファフニール(位置指定型倍率ダメージAS、シビレ付与CS)

 →難易度は高いがドロップキャラ。運気もスキルも属性限のゼピュロスより遙かに上げやすい。それでいて使いやすさでは上なのだからゼピュロスからすればやっていられない。



 ゼピュロス、ノトス、エウロス、そしてボレアースへと続く、ギリシャ神話の風の神アネモイシリーズ。最初になるのがゼピュロス。


 登場当時は周囲範囲への倍率ダメージだったが、当然のように使われる機会に欠けていた。その結果、昨年の上方修正となったのだが、これがまあ酷く雑な修正。


 位置指定型にすればなんとかなるでしょ、くらいの浅い考えだったのかどうかは分からないが、既にファフニールがいたところに、より高コストでより入手難度が高く、周回にも使いにくい仕様でお出しされてしまった。


 また、周囲の環境のみならず自身のデザインすら意識してもらっていないことも明白。


 近くで威力が上がるLS×周囲ASという組み合わせだったかつてのゼピュロス。周囲ASでは使われない≒近距離に寄せる手間はとってもらえない→位置指定型にして使いやすくしよう、という流れそのものは悪くないのだが、じゃあなぜ近距離用LSをそのまま残すのか。


 あの補正値が活きるほど近くにホイホイ打ってもらえるようなら周囲ASの頃からもっと使われていてしかるべきである。せっかく遠くに打てるようになったのに、遠くに打つと補正が乗せられないLSを持たされてはかなわない。


 結局のところ、形だけ修正しておけば何とかなるだろう、LSはどうせ使われないからいいやという雰囲気だけが漂うことになってしまった。


 そんな、ちょっと可哀想な子。