－「教師の仕事はもう嫌だ」と思った時に読むブログ－
こんにちは！
「人生は、そして運命は、自分で作り出すことができる」
－日本から教師の自殺・うつ・過労死をなくす活動家－
教職歴２５年、教師の転職コンサルタント／教師専門のキャリア・コーチ藤井秀一です。
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「今のままでよいのだろうか・・・」
教職最後の ５ 年間は、ほぼ毎日こればかり考えていました。
毎朝、出勤のために車のエンジンをかけるのが苦痛でなりませんでした。
私の場合はこんな感覚がキャリアプランを見直すきっかけとなりました。
「一つの学校を改革しているだけでは日本全体の教育改革につながらない」
その時から、100 m四方の校舎の壁にものすごい重圧を感じるようになりました。
「この学校は自分には狭すぎる」 と考えるようになったのです。
10 年思い続けて教師となった自分には、まことに意外な想定外の現実でした。
他にもさまざまなキャリア転換の要素が考えられると思います。
▽職場でセクハラやパワハラに遭っていてつらすぎる
▽実家の老親を介護する必要に迫られることになった
▽学校経営が危なくなっておりリストラの危険を感じている
▽モンスターペアレントの標的にされている
あなたの学校にも、これらに該当する人がいるかもしれません。
また、ご自身が該当するという方もいらっしゃることでしょう。
必ずしも自らが描いたキャリアプラン通りには人生を歩めないかもしれません。
私の場合も、予想外の家庭事情ができて退職を急ぐこととなりました。
人は皆、いつ、どんな理由で大きな変化を迎えるか、予測ができません。
多くの方は定年まで教職を務めていくお考えでしょう。
そののち自分なりのセカンドキャリアを考えるのだと思います。
しかしセカンドキャリアへの着手には数年かかると考えていただきたいのです。
必要な人材、物品、資金、準備時間、情報・・・
その収集・整理と用意にはおそらく何年もかかります。
具体的にその用意を進める期間・方法・人脈は予測できているでしょうか。
定年まで勤めることなく教職を去らなければならないケースも意外と多いもの。
先に４つの例を挙げましたが、他にもいろいろなケースがあり得ます。
たとえば・・・
▽授業・生徒指導がうまくいかず自己不信になる
▽キャリアプランニングに絶望感を覚えている
▽急な病気で長く休職せざるを得なくなった
親や子どもなど、家族が突然の重病にかからないとも限りません。
実際に私も、妻が急に倒れ 「末期ガンで余命３カ月」 との宣告を受けて休職しました。
もちろんご自身が重い病気にかかる可能性も考えられますね。
教職を定年まで何一つ問題なく継続できるという保証は 「100 ％」 ではありません。
福利厚生の手厚い組織はそれを見越して従業員に転職準備の研修を用意しています。
一人ひとりのキャリアプランニングを援護し、人生を構築する方策を授けてくれます。
あなたの所属する組織では、そうした対応がなされているでしょうか・・・
私の妻が病に倒れた時、たまたま学校法人は寛大に対応してくれました。
それまでなかった休職の制度を新設し、私は 38 歳で退職せずに済みました。
しかし、どの職場でもそこまで寛大な対応をしてくれるとは限りません。
定年後に限らず、急なキャリアプランの変更に対する準備は必要ないでしょうか。
この時代、突然の予想外のキャリア転換となると相当な時間と労力が必要です。
また、それと比例するように膨大な手数がかかることも気にしておきたいものです。
もし将来に不安を抱えているようでしたらご相談ください。
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藤井 秀一（ふじいひでかず）
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