－「教師の仕事はもう嫌だ」と思った時に読むブログ－
こんにちは！
「人生は、そして運命は、自分で作り出すことができる」
－日本から教師の自殺・うつ・過労死をなくす活動家－
教職歴２５年、教師の転職コンサルタント／教師専門のキャリア・コーチ藤井秀一です。
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はじめに質問します。
あなたにとって 「最も重要なこと」 は何ですか？
いつも宿題を忘れてくる、あの生徒のことですか？
なかなか平均点が上昇しない、あのクラスのことですか？
それとも、いつも初戦で負けてしまう、あの部活のことですか？
残念ながらその中には、あなたにとって 『最も重要なこと』 はありません。
最も重要なのは、「他者」 のことではないのです。
あなた自身が楽しみながら働けて、無事安穏に毎日を過ごせることです。
そうでなければ、児童・生徒や家族など、他者を幸せにはできないからです。
そのことに取り組む時間を、自発的に、自主的に確保する必要があります。
もちろん、目的は 「自分自身が幸せになる」 ためです。
先ほどの質問は、あなたが自分の人生を大切にしているかどうか確かめるもの。
「幸せになろう」 とふだんから何かに取り組んでいるかどうかを確認したのです。
教師の仕事は、教科を通して知識を提供するだけでは不十分ですよね。
また、得意分野の部活動で成果を上げればよいというものでもありません。
教職は生き方・あり方のすべてを通して子どもたちを善導する仕事です。
自分自身が真剣に生きることに取り組んでいなければ・・・
教えられないことが増えて行ってしまいます。
それを避けるためにも、あなたには、自分の毎日を大切にする時間が必要なのです。
いや ・・・ そこまで大げさな話でなくても結構です。
日常の仕事にどう取り組み、どうやって成果を出そうとしていますか？
ここに、気を付けなければならない一事があります。
それは物事の優先順位を考えるということです。
なぜか毎日を緊急の仕事に振り回され、いつも重要な仕事に取り掛かれない ・・・
それは、優先順位をまちがえているからです。
「緊急な仕事」 は 「重要な仕事」 を長く放置した結果、生まれるもの。
この点に気付いておかないと、いつまでも慌ただしいまま時が過ぎてしまいます。
（ただし、学校側の仕組みが悪すぎてそのような状況になるケースも多いですが）
もしも現在、「緊急の仕事」 に追われ続けているのなら ・・・
過去に 「重要な仕事」 を見逃していた可能性があります。
たしかに学校側から突然降りてくる仕事もあるとは思います。
しかし、私は それでさえ一定の予測ができたのではないか と考えるのです。
学校全体の仕事を見ていると、あらかじめ納期がわかるようになります。
納期がわかれば事前にゴールまでのプロセスを作れるので、作業効率が良くなります。
「仕事効率が落ちてきた」 と感じるときは、この点を一度確認してみてください。
ここで、具体的な時間の作り方をご提案しておきますね。
「重要な仕事」 を優先し、「緊急な仕事」 に変化させないための考え方です。
（１）電車や自動車で移動する時間を、思考の場として活用する
私はビジネス書などを朗読して録音し、iPhone で聴きながら電車に乗っています。
また、ビデオ教材やＴＥＤの動画、音声ＣＤなど、ビジネス教材を持ち歩いています。
（２）常にアイディアの保存を可能にしておく
どんな時でも 『ひらめき』 を記録できるようにしておきましょう。
ボイスレコーダー・手帳・付箋紙・ペン・スマホなどを持ち歩くようにしてください。
特にスマホの写真機能や通信機能を活用することで、作業の大幅な時間短縮を図れます。
私は気付いたりひらめいたりしたらすぐ、自宅ＰＣあてにメール送信しています。
（３）入浴中はプランニングや構想の時間に
毎日、それなりに時間を使うのが入浴です。
私はブログの文脈を考えたり、ビジネスのプランニングにあてたりしています。
防水の袋にスマホを入れておくと、記録もすぐにできて便利ですよ。
◇◇◇
ほかにも、工夫すれば時間を有効に活用できる方法がありそうですね。
私のメール講座を読み上げてスマホに録音しておけば、いつでも聴けるようになります。
私のワークを写真でスマホに収めておけば、スキマ時間に考察することもできます。
ドライブに出るとき、私はビジネス教材のＣＤを聴きながら運転していますよ。
ちょっとした工夫で思考や作業の時間は作り出せるものですよね。
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藤井 秀一（ふじいひでかず）
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