－「教師の仕事はもう嫌だ」と思った時に読むブログ－
こんにちは！
「人生は、そして運命は、自分で作り出すことができる」
－日本から教師の自殺・うつ・過労死をなくす活動家－
教職歴２５年、教師の転職コンサルタント／教師専門のキャリア・コーチ藤井秀一です。
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誰でも一度は胸に抱いた経験がおありでしょう。
「人生に失敗した」 との思いを。
むしろ抱いたことがない人は皆無だろうと思います。
「教師になったこと自体が失敗だった」
「必要な自己開発をしなかったのが失敗だった」
「せっかく転職したが失敗だった」
人それぞれ、いろんな 『失敗』 の形があることと思います。
問題は 「失敗した事実」 ではなく、「失敗を防げなかったこと」 です。
すべての形の 『失敗』 において、ある共通する理由が見出せます。
１．「失敗だ」 と決めつけてしまうケース
教職が失敗かどうか確実ではないうちに転退職を決めてしまう人。
失敗は 「失敗だ」 と自ら確定させたときに失敗として確定します。
元の道に戻ることもできますが、時間や労力をムダにする場合もあり得ます。
自分自身と職業との、将来にわたる整合性を考察しておきたいものです。
２．転退職のタイミングを逃してしまうケース
建前や見栄、しがらみや義理立てから転退職の時期を逃がしてしまう人。
（私自身もその一人でした）
特にご両親が教員という人に多く、取り返しのつかない状態に・・・
時期を逸して無理を続けたために、精神疾患に罹患する人が多いのです。
そうなってしまえば、転職はおろか教師を続けることさえ難しくなってきます。
３．教職そのものが失敗だったケース
経済的な安定や社会的な地位を重視しすぎた人に多いケース。
教師を選んだ理由が自分自身の中になく、社会的なステータスへの依拠。
使命感を持てなければ、どんな仕事であれ辛くなるのは避けられません。
達成すべき内発的な目標を手に入れていないことが心を追い詰めるのです。
４．転職先をまちがえてしまうケース
商品・サービスへの好き嫌いで業界や企業を選んでしまう人。
「買う」 立場と 「売る （創る）」 立場とでは、思考も意義も違います。
車両の型番を全部言い当てられても、鉄道員にはなれませんよね？
「求められることは何か」 や 「どんな貢献ができるか」 を考えましょう。
このようにさまざまな失敗のパターンがあるわけですが・・・
すべてにおいて共通して言える失敗の理由があります。
それは 『準備不足』 という一言に集約されます。
☆ 知識・能力・経験の掘り起こしや自らの思想・信条・使命感
☆ 働く業界の動向・あり方や職場での価値提供への使命感
この両者がマッチングできて、初めて 「働き甲斐」 が実現します。
自分が求める働きたい中身と、その職場での働くべき中身の一致。
徹底した掘り起こしと調査を怠ると、大きな失敗につながりやすいもの。
もう一つ、済ませておきたいことがあります。
それは必要な職務分野への 「苦手意識の克服」 です。
この点については特定の能力開発をすれば乗り越えることができますね。
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