なぜ日本人の道徳観は薄れたか:教職救世塾だより22 | 教師の転職相談室

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-日本から教師の自殺・うつ・過労死をなくす活動家-
教職歴25年、教師の転職コンサルタント/教師専門のキャリア・コーチ藤井秀一です。


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身勝手な感情を優先し、他者に迷惑をかけても恥とも思わない・・・

 

いつからこうした残念な人々が我が国を占領し始めてしまったのか。

 

かすかな記憶をたどってみれば、もう 30 年以上も心配し続けてきたように思います。

 

 

第 6 ターンは 「道徳教育の根拠を問う」 と題して私見を提供しております。

 

【6-2】 の映像は通常なら 4 ~ 5 日かけてお話しすべき内容を凝縮してあります。

 

 

戦後日本の教育政策に対しては、大きな 2 つの勢力の駆け引きが見られます。

 

一方は日本民族の民度の低下を図るリベラル派や隠れ社会主義のグループ。

 

もう一方は我が国本来の道徳観を取り戻そうとして苦心しているグループです。

 

 

前者は海外とも気脈を通じており、我が国の地位低下を目的として暗躍。

 

その狙いの本質は 「日本人を無思考で統率の取れない民族にする」 ことです。

 

 

後者はそのような暗躍集団を阻止しようと取り組んでいる人々です。

 

本来の意味での (政治団体の都合とは別の意味での) 保守層とも言えます。

 

 

こうした政財界の内戦による影響で、日本の道徳教育はなかなか本質に近づきません。

 

そして、誰もが最も重要な審議と向き合えなくなっています。

 

それは 「なぜ道徳教育が必要なのか」 という原点であり、ゴールです。

 

 

 

 

道徳教育の根幹は次の二点に集約されます。

 

 ▽道徳教育を通じてどのような国民性を築きたいのか

 

 ▽どのような道徳を教えていくべきなのか

 

 

しかし現状では、意見の対立を避け、表面的な手法論しか論じられていません。

 

政界・財界・学術界の有象無象が勝手な言い分を吐き散らしているばかりです。

 

このままでは仕組みも教材も、教育内容も高めていくことはできません。

 

 

約 70 年にも及ぶ道徳教育の混迷につき、いささか思うところがあります。

 

How  to  に偏った意見交換はまったくの論外として・・・

 

「道徳教育はどうあるべきか」 という原初の視点に立つことが肝要です。

 

 

すでに成立している煌びやかな道徳論に乗るのではなく、目標や内容を熟慮する。

 

何より優先されるべきは 「道徳教育の根拠を問う」 との姿勢です。

 

こうした動きをないがしろにしたままでは、空虚な時間が過ぎていくだけです。

 

 

道徳教育には、大まかに 2 つの要因が盛り込まれるべきです。

 

一つは道徳を考えて創成した人間そのものに関する思考であることは変わりません。

 

もう一つは人間を生み出し、支えている自然に対する論点です。

 

 

普通一般の道徳論では後者の要素が見落とされがちです。

 

日本民族の祖先たちは、天界の法則・自然の摂理から生き方・あり方を学びました。

 

人類のエゴではなく、自然の一員として生存するための規範を守ってきたのです。

 

 

戦後ないがしろにされてきたこの視点を挟みつつ、日本の道徳観を再確認すると・・・

 

あまりにも多くの問題が放置され続けてきたことに驚かされます。

 

 

 

 

<我が国の道徳観における問題点>

 

 

▽動物の進化の頂点に立つ人間が、まるで犬猫にも劣るかのような、

 

 「自然の摂理に反する」 行動をとり続けている

 

 

▽小手先の対症療法 (手法論) を論じるばかりで、道徳の内容が問われることなく、

 

 規定に据えるべき 「道徳の哲理・倫理哲学」 が脱落しているため本質に近づかない。

 

 

▽人間観・社会観・宗教観・世界観などの価値観が国際社会に乱立してしまっており、

 

 唯一絶対的な道徳教育の理論・実践は、人智のみでは到底解決され得ない。

 

 

▽教育行政や教育実践の改善策が道徳教育の骨組みを改良するものとはなっておらず、

 

 砂上の楼閣の壁面に色とりどりの煌びやかなペンキを塗りたくるような浅薄さである。

 

 

▽道徳教育の絶対的基底を強固にするための議論が長く置き去りにされている。

 

 

▽過去の偉人の倫理・哲学・宗教などの観念は、参考にはなるが依拠すべきではない。

 

 

▽学習指導要領においては手法ばかりが追加され続け、無意味な混乱を招いている。

 

 

▽誤った個人主義の呪縛から逃れられず、教育がヒューマニズムの道具と化している。

 

 

▽人間の存在条件である 「天界の法則」・「自然の摂理」 に関する知見が見られない。

 

 

▽最新の自然科学に裏付けられた日本文明に内在する世界観・人間観は、国内に限らず、

 

 全世界に共通の 「人々が生きる上での根源的規範」 を提供できるはずである。

 

 

▽生命の持つ規則性や法則性、現象等に根差した道徳論がまだ提示されていない。

 

 

 

 

道徳教育を取り巻くこうした問題点に目を向けない限り、浅薄な手法論は絶えません。

 

このままでは我が国から人道的に優れた人物がどんどんいなくなってしまいます。

 

「できる人」 ばかりが増え、「できた人」 がいなくなる恐怖を想像してみてください。

 

 

資本主義の負の要素である合理主義や成果主義が蔓延する国となってもよいのか?

 

いや、すでにその傾向は改善しがたいほど進んでしまっているような気もします。

 

今この時点で、我々は何をめざし、何を教え、何を実現させるべきでしょうか。

 

 

同調圧力に満ちた教材と授業で、通り一遍の綺麗ごとを答えさせればよいのか。

 

それとも、人間存在の根源を見つめて摂理を踏まえた思考を実践できる教育なのか。

 

私なら、迷わず後者を選択したいと考えます。

 

 

道徳教育は国体を維持し、国民の安寧を守り、社会平和を維持する根幹となります。

 

教材論や手法論に明け暮れている現代の日本では、その実現は不可能です。

 

国を失いつつある現代の危機に際し、教育関係者はもっと深い議論をすべきと考えます。

 

 

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