－「教師の仕事はもう嫌だ」と思った時に読むブログ－
こんにちは！
「人生は、そして運命は、自分で作り出すことができる」
－日本から教師の自殺・うつ・過労死をなくす活動家－
教職歴２５年、教師の転職コンサルタント／教師専門のキャリア・コーチ藤井秀一です。
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ずいぶん前の話ですが、ある方から打ち明けられた悩みのお話です。
「私が社外でセミナー講師をすることを、会社が嫌っている。
早く会社を辞めるようにと、肩をたたかれているんです」
上司や同僚から嫌味を言われたり、執拗ないじめを受けたりしていました。
睡眠をとれないほど悩んでいて、疲労が色濃く表情に現れていました。
その方は、ある会社に一社員として勤務なさっている立場。
高い能力があり、外部からの要請に応えて個人的に講師もしています。
地方自治体や専門学校からの引き合いもある、実力派の教育研究家です。
その活動は勤めている会社の顧客獲得にも、大きな一助となるはずですよね。
私の感想はこうです。
「会社として応援し、その知名度と信頼を会社に還元させればいいのに！」
むしろ看板講師として積極的に援助すれば、会社の社会的評価も高まります。
その外部評価が会社にもたらす信頼と利益さえ、理解できない組織なのでしょう。
その狭量な頭脳では、顧客からの深い信頼も得られないことが予想できます。
「ああ！ あの先生がお勤めの会社ですか！」
そう言われて気分を害する社員がいるならば、その社員こそ組織の病巣。
僻みと嫌がらせに走るガキ大将が、会社や顧客に価値貢献できるでしょうか。
もしそれが経営者なら、その会社はすでに滅亡が約束されています。
これは 「やっかみ」 です。
人間が持つ最も低劣な感情であり、卑劣な行為です。
成功者に対する嫉妬は 「見苦しい」 との他に表現のしようがありません。
実力者に対する攻撃は、自分の無能力を隠すための陳腐で卑怯な手段です。
こういう人物が複数いて、自浄作用さえ発揮できない組織に将来はありません。
狭い世界でのくだらない派閥闘争なども、結局はこれと同類でしょう。
ひるがえって、あなたの勤務校ではいかがでしょうか。
他の先生の足を、意図的に引っ張る教員はいませんか？
他の先生の努力の功績を、僻みや妬みで穢（けが）す教員はいませんか？
古い価値観に固執して、新しい価値提供の試みを阻害する教員はいませんか？
顧客への貢献は、すなわち組織の将来への寄与につながっています。
一人ひとりの功績が、組織全体の社会的信頼を上昇させてくれるのです。
「組織全体」 の中には、もちろんご同僚の全員が含まれます。
その足を引っ張る者は、組織そのものへのマイナス価値となります。
私なら、そうしたマイナス因子の懲戒または役職解任をトップに提案します。
顧客への価値提供を阻害する者は、組織のために害悪としかなりませんから。
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藤井 秀一（ふじいひでかず）
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