IME辞書ツールのバックアップと復元の方法 | Ameba Diary

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当ブログの人気記事で
「IME辞書ツールに単語登録できない場合の対処法」があり、
多くの人がIME辞書がバグって困っていることが分かります。

この件に関してコメントをよくいただくのですが、
「急に単語登録できなくなったのが直って良かった」
というのがほとんで少しでもお役に立ててうれしいのですが、
実はこの記事の方法で一度リセット(修復)してしまうと、
パソコンを新しく買い換えたようなまっさらな状態になります。


これはデメリットもそれなりにあって、
IME辞書ツールには学習能力というものがあって、
そのパソコンを使っていくうちに、
使う人の「変換のクセ」を学習してくれます。

具体的には自分の場合だと、
「とうき」を変換するときそのほとんどを「陶器」にします(仕事柄)
しかし辞書ツールを修復してしまうと、
まず「冬季」が出ます。次に変換すると「登記」などと出て、
なかなか目的の「陶器」が出てきません・・・。

ですからリセットするとそれなりに不便も出てくると思います。

ということで極力自分のクセを単語登録して、
しかも万一、単語登録ができなくなっても、
以前の状態に戻せるようにIME辞書ツールのバックアップ方法を紹介します。

バックアップをマメに取っておけば、
万一の事態でも、そしてパソコンを買い換えても、
単語やフレーズ変換の際は「いつもの状態」に戻すことができて大変便利です。

単語一覧のバックアップ方法

IME辞書ツールのアイコン
IME辞書ツールのアイコンをクリックします

「ツール」から「一覧の出力」へ
「ツール」から「一覧の出力」へ

IMJP10ではなく任意の場所に変更します
デフォルトでは「IMJP10」のフォルダになっていますが、
あとでバックアップファイルを取り出しやすいように
自分が覚えやすいフォルダに保存しましょう

ここではデスクトップに保存します
たとえばデスクトップに保存します

※ファイル名はデフォルトで「output1.txt」になっています。
任意の名前でいいかと思いますが日本語は避けた方がよいかと・・。

単語の一覧が出力されました
これで単語一覧が出力されました
(テキストファイル「.txt」で出力されます)


バックアップファイルの復元方法

次に復元方法を解説します。

急に単語登録できなくなって修復(リセット)した場合に
先の方法で単語一覧を保存しておけばすぐに以前の状態に戻せます。
また自宅と会社など複数の環境で同じ辞書内容を使いたい場合などは
この方法は多用すると思います。

「ツール」から「テキストファイルからの登録」へ
「ツール」から「テキストファイルからの登録」へ

バックアップしておいたファイルを開きます
バックアップしておいたファイルを開きます

復元に成功しました
これで復元に成功しました

この一連の作業は慣れると朝飯前のスピードで簡単にできます。

ですから万一の事態に備えて
バックアップファイルをマメに取っておく事を重ねておすすめします。

PS.
自分の場合は会社と自宅の2つの環境で
同じIME辞書ツールの単語一覧を使いたいので、
バックアップファイルの保存先はDropboxにしています。

Dropboxなどオンラインストレージであれば、
どの環境でも「抽出(出力)」と「読み込み(復元)」ができて便利です。