I'm Swayin' In The Air -4ページ目

I'm Swayin' In The Air

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こんな人たちを知っている。

女はとても若く美しかった。男はみすぼらしく粗野だった。

ある晩のこと、女から妊娠を告げられた。

思いもよらないことに、男は酒をやめ、まっとうな仕事についた。そして女のために家庭を築くことに一生懸命になるつもりだった。

だが女の様子が変わり始めた。

子供が生まれてからというもの、彼女は周囲のすべてにいらだつようになった。何にでも腹をたて、子供の存在さえ彼女への不当な仕打ちに思うようになった。

男は何でも女の気に入るように尽くした。物を買い与え、食事に連れ出した。

だが何をしても彼女は満足しなかった。

男は出会った頃の二人を取り戻そうと必死になった。

やがて男はどうあがいても無理だと悟る。女のやることなすことが幼稚な子供のように感じ、男はまた酒に溺れるようになった。

男が夜遅くに帰ると、女は心配もせず、ただ激怒した。縛られた生活は嫌だ、なぜ子供を生ませたのかと男を責めた続けた。

女は逃げる夢を見ることを男に話した。夜、通りを裸足で逃げる自分の姿、野を駆け抜け、川を横切り、ひたすら逃げる夢を。ただそこには必ず男が現れ、女をどうにか押しとどめてしまう。

この夢の話しに男はその通りだと思った。女を縛りつけていることに。

女はその夢を投影するかのように実際に通りを裸足で駆け抜けた。

男はその後ろ姿を追いかけた。条件反射のようにひたすらに。立ち止まり振り向くことを願いつつ。

やがて男は何も感じなくなり、女の言うがままに家を出ていった。帰る家を失った恐怖を感じつつ、どこか遠くに行ってしまおうと。

だが男にも安らぎはなかった。女からの絶え間ないメールに。存在を否定したはずの男に対して。

深夜のレストランに一人いても。ネットカフェで疲れた体を横たわらせていても。それは絶え間なくやってきた。

そして男に衝撃が走った。

子供の血の繋がりについて。可能性について。

冷静さを失った女の一言一言が、常軌を逸した女の言動が、男にはどうしようもなく切なく感じ、身勝手な独りよがりだと痛感させられた。

そして男は前に繋がる通りを走り出した。振り返ることなく。日が昇るまで。走れなくなるまで。

走り続ける目的などなく、誰の姿も見えなくなるまで…






















思い浮かべては消え

溢れだしては消え











突然のフリーズのように

脳内酸欠状態











年始のイベントも終わり

計画通りにうまくいかないことに











頭から首筋にかけ

肩から背中にかけ

物凄い張りを感じ











呼吸を整え

生きていることを感じ











どうも冷え症な俺です











大人なんで霜焼けにはなりませんが











年始に下地に黒
グレーとピンクが交差するネクタイを着装し











群衆に揉まれ

身勝手さに翻弄され

いつしか我慢を覚え











内なる思いとは裏腹に

年始の挨拶に駆けずり回る











事務職ではないが

事務的に











カリスマ?美容師に

頭の先から癒され











君の指先と

その三日月の瞳に











静電気が走り











「●勝軒」
チャーシューワンタンメンに

●量の黒胡椒を振りかけ喰らい











「豚骨」育ちの俺には










下味の出汁の効いた「うどん」育ちの俺には











「パンチが足りず…」











真摯な大将と

トイレから出てきた潤んだ瞳の賄いさんに好感持ちつつも











手洗いはいつも逆性石鹸です











ノロと呪い

歩みの鈍い俺











食欲と味覚

育ちと現実











「ラーメン」はたまに食べます











「家系」を











マスクとゴム手袋は必需品です
























遅くなりましたが


























恭賀新年

いつものように迎えてくれる君











恒例となった世話しない年末のイベントに











疲れている僕に

凍えている僕に

渇いている僕に











君の柔らかな笑顔で

君の柔らかな唇で

君の温かいその手で

君の?温かいホットレモンで











杖をついたおじいちゃん

それを支えるおばあちゃん











若い男が気遣う











真っ青さな顔にしゃがみこむ女











隣のおじさんが気遣う










我慢しきれず嘔吐するおじいちゃん











若い男が気遣う











外気との寒暖の差に逆上せたおばあちゃん











横になり身体を休める











「おばあちゃん、御家族に連絡しましょうか?」










おばあちゃん、その気遣いを拒否る











「一人で外に出ちゃダメと言われてるのに黙って外出したから」











「たしかに…」











「気を付けて帰るんですよー」











我先にと階段を駆け降りる群衆











「階段 危ないよー」











我先にと乗車する群衆











「降りる人が先ですよー」











スマホに食い入る人達

隣の人に身体を預け眠りにつく人達











「お疲れ様」











目が覚めたら











目が覚めたら











そこは 現実











「おめでとー」