2024.05.24 濱そば 大船店
本日の“駅そば”は、今はなき“大船軒”さんの聖地、JR大船駅笠間口北改札内橋上駅舎店舗を構える、“濱そば大船店”さんを巡礼します。
此方の店舗では“大船軒”さんの暗黒醤油蕎麦汁を提供してくれ、実質“大船軒”さんが復活したとファンの間では囁かれています。
朝のラッシュアワーに行き交う乗降客の人混みに流され、店舗へ到着して自動扉より入店して、悪い動線の影響を受けてタッチパネル式券売機で何とか食券を購入、呼び出しシステムのために食券は店員さんに渡さずに、着席スペースにて待機します。
朝特 とろ玉たぬきつねそば 冷 ¥ 420
店内は先客2名後客2名の客入りで落ち着いていますが、素人っぽい店員さんのオペにより、長い待ち時間を過ごします。
まぁ、急ぐ訳では無いので自席で静かに待ち時間を過ごします。
此方の店舗では“大船軒“さんの暗黒醤油蕎麦汁を継承しているので、従来は温製を選択し偲んでいますが、気温が上がり冷製の魅力に取り込まれますよ。
モニターと合成音声により出来上がりがコールされ、提供カウンターよりセルフで自席へ引き取り着深皿、御対麺と相成ります。
“とろ玉たぬきつねそば“ の外観は、冷やされた樹脂製の漆黒の広口深皿に蕎麦汁が張られ、早速に温泉玉子に箸を立てグチャグチャに崩して、全ての具材、蕎麦汁、茹で置き蕎麦、揚げ玉、油揚げ、薬味長葱、山葵を混ぜ合わせ手繰ると、深皿以外にも蕎麦汁と茹で置き蕎麦が冷やされおり、思わず “キンキンに冷えてやがるぜ~” と叫びます。
お味の方は安定した茹で置き蕎麦の “駅そば” ですが、同一料金で冷製が選択出来るのは、これから本格的に暑くなる季節を迎えるにあたり嬉しい限りですわ。
本日も “駅そば” を頂ける幸せに感謝します。
御馳走様でした。
六伍-弐〇弐四
”駅そば” 備忘録
天ぷら・かき揚げと、名称は様々ですが、王道メニューな “かき揚げそば” 温製における各店の単価設定と、麺の種類を記載しました。
電鉄系、大手資本系、独立系の “駅そば” が、群雄割拠し熾烈な攻防を繰り広げており、目が離せません。笑々 (厳密には ”駅そば“ とは言えないものや、現在の単価設定と異なっておりましても御容赦下さい。)
原油や食材の価格高騰の影響により2021年から2022年にかけて、“駅そば” 界へも価格改定の嵐が激しく吹き荒れました。
更に継続的な価格高騰を理由として、2022年には年間2度の価格改定を行う店舗も現れ、悲しき哉急激にCPが悪化しています。
そして2023年も年初から価格改定が継続されています。
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茹で置き蕎麦提供店
日栄軒 ¥420 ⇒ ¥ 470(2022.10)
¥470 ⇒ ¥ 500(2023.10)
¥500 ⇒ ¥ 520(2024.03)
心 ¥500(冷凍麺2024.04)
どん八 生麦店 ¥500(冷凍麺2024.05)
田上(座間市) ¥500(2024.05)
松の屋 ¥500(2024.05)
雷神 ¥480(冷凍麺 2023.10)
丸川食堂 ¥470 (2024.03閉店)
濱そば ¥410 ⇒ ¥420(2022.03)
¥420 ⇒ ¥440(2022.09)
¥440 ⇒ ¥470(2023.06)
大船軒 ¥390 ⇒ ¥400(2022.03)
¥400 ⇒ ¥420(2022.09)
¥420 ⇒ ¥470(2023.06)
(2024.03 大船軒最後の本郷台店閉店)そば八(厚木市) ¥ 470(2024.05)
川村屋 ¥390 ⇒ ¥410(2022.04)
¥410 ⇒ ¥420(2022.08)
(2023.03 閉店)
(2023.09 再開店)
¥420 ⇒ ¥460
(2024年価格据置確認)
鈴一 ¥380 ⇒ ¥400(2022.02)
¥400 ⇒ ¥430(2022.07)
¥430 ⇒ ¥450(2023.07)
¥450 ⇒ ¥460(2024.01)
なか卯 ¥450(冷凍饂飩)
(2022.07メニュー落ち)
五味酉 ¥400 ⇒ ¥450(2022.10)
(2023.01 閉店)
相州そば ¥390 ⇒ ¥420(2022.05)
¥420 ⇒ ¥450
(2023.09確認)
新八(川崎市) ¥450(冷凍麺2024.05)
新月 ¥390 ⇒ ¥420(2021.12)
(2024.05価格据置確認)
ういーん ¥350 ⇒ ¥380(2022.11)
(2023.05末より休業)
ごん兵衛 ¥280 ⇒ ¥300(2023.07)