2024.02.02いろり庵きらく 横浜北口店
本日の“駅そば”巡礼は、昨年3月以来となる長期な無沙汰を経て、“いろり庵きらく 横浜北口店” さんを再訪します。
何故だか北改札って足が向かないのですが、空腹に耐えかねて突撃します。
JR線ホーム下のコンコースに位置する店舗へ到着して、店外に設置された2台の同社標準仕様の新型タッチパネル式券売機にて食券を購入、小振りな暖簾を潜り入店して、店員さんに食券を渡さずに其のまま待機します。
かき揚げ天玉そば温 ¥ 650
提供カウンターで調理する妙齢な女性店員さんのオペを拝見すると、辿々しく危うい手つきに不安を覚え、待ち時間が実際よりも長く思えてなりませんわ。
出来上がりをモニターと人工音声にコールされ、提供カウンターへ配膳された商品をセルフで着席スペースへ引き取り着丼、御対麺と相成ります。
別皿で提供された玉子と薬味長葱を投入して完成形へ仕上げ、さっくり感が残るかき揚げをどっぷりと蕎麦汁へ沈め込めて、蕎麦汁を啜ります。
適度なバランス型の蕎麦汁へ揚げ油のコクが加味され、”駅そば”上位店の美味しさですよ。
お次に茹で置き生蕎麦を手繰ると、茹でたてではありませんが、茹で置き量が適切に管理され、固有のもっちした食感を感じられる生蕎麦です。
更にたっぷりと蕎麦汁が染みた“かき揚げ”と玉子を崩して、生蕎麦へ絡ませて手繰ると、“駅そば”王道メニューの其の実力に、もはや箸を手繰る手が止まりませんわ。
本日も “駅そば” を頂ける幸せに感謝します。
御馳走様でした。
壱四-弐〇弐四
”駅そば” 備忘録
天ぷら・かき揚げと、名称は様々ですが、王道メニューな “かき揚げそば” 温製における各店の単価設定と、麺の種類を記載しました。
電鉄系、大手資本系、独立系の “駅そば” が、群雄割拠し熾烈な攻防を繰り広げており、目が離せません。笑々 (厳密には ”駅そば“ とは言えないものや、現在の単価設定と異なっておりましても御容赦下さい。)
原油や食材の価格高騰の影響により2021年から2022年にかけて、“駅そば” 界へも価格改定の嵐が激しく吹き荒れました。
更に継続的な価格高騰を理由として、2022年には年間2度の価格改定を行う店舗も現れ、悲しき哉急激にCPが悪化しています。
そして2023年も年初から価格改定が継続されています。
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生蕎麦提供店
WARABI ¥500 ⇒ ¥580(2022.07)
¥580 ⇒ ¥600(2023.02)
(2024.01価格据置確認)
八角(やすみ) ¥480 ⇒ ¥510(2021.07)
¥510 ⇒ ¥540(2022.10)
¥540 ⇒ ¥570(2023.07)
(2024.01価格据置確認)
富士そば ¥430 ⇒ ¥460(2022.01)
¥460 ⇒ ¥490(2022.06)
¥490 ⇒ ¥540(2023.01)
¥540 ⇒ ¥570(2024.01)
ゆで太郎 ¥460 ⇒ ¥490(2022.02)
¥490 ⇒ ¥500(2022.06)
¥500 ⇒ ¥520(2023.01)
¥520 ⇒ ¥550(2023.06)
いろり庵きらく ¥440 ⇒ ¥460(2022.03)
¥460 ⇒ ¥490(2022.09)
¥490 ⇒ ¥550(2023.06)
しぶそば ¥440 ⇒ ¥470(2022.02)
¥470 ⇒ ¥490(2022.09)
¥490 ⇒ ¥530(2023.04)
そばよし(日本橋店) ¥520(2023.09 )
箱根そば ¥420 ⇒ ¥440(2021.12)
¥440 ⇒ ¥470(2022.07)
(2023.03 藤沢店閉店)
¥470 ⇒ ¥500(2023.04)
¥500 ⇒ ¥520(2023.11)
(2024.02価格据置確認)
えきめんや ¥440 ⇒ ¥460(2021.12)
¥460 ⇒ ¥490(2022.07)
¥490 ⇒ ¥500(2023.06)
¥500 ⇒ ¥520(2024.02)
星のうどん ¥400 ⇒ ¥420(2022.03)
¥420 ⇒ ¥450(2022.10)
¥450 ⇒ ¥480(2023.04)
¥480 ⇒ ¥500(2023.10)
相州蕎麦 ¥440 ⇒ ¥470(2022.12)
¥470 ⇒ ¥500(2023.10)
(2024.02価格据置確認)
相州そば 関内 ¥400 ⇒ ¥430(2022.05)
¥430 ⇒ ¥460(2023.07)