2024.01.13 立飲み寿司 三浦三崎港 めぐみ水産 横浜ポルタ店 / 横浜駅

 本年初となる “市場メシ”は、横浜駅東口ショッピング地下街「横浜ポルタ」内に位置し、複数の飲食店を傘下に従える株式会社ネオ・エモーションが運営する店舗 “めぐみ水産 横浜ポルタ店”さんを巡礼します。



“市場メシ”では、過去に系列店である “廻転寿司 まぐろ問屋 三浦三崎港 横浜ポルタ店”さんを巡礼しましたが、まぐろ問屋が運営する “市場メシ”の店舗が「横浜ポルタ」は高濃度で存在する模様です。


大文字で “鮪”と染められた暖簾を潜り入店すると、カウンターとホールの店員さんの威勢の良い声掛けに迎え入れられ、立ち食いカウンターへ案内されます。

カウンターの店員さんに、飲み物はお茶で良いかと確認されますが、お酒を所望する旨を返答しグランドメニューと対峙して、熟考の末に口頭注文を済ませます。


キリンウイスキー 陸 ハイボール 

¥ 429 + 濃いめ ¥ 77

まぐろ問屋の本鮪ドン ¥ 3,278



ハイボールがサーブされる前にカウンター内の男性店員さんより、取り敢えずの言葉と共に、鮪の血合いの佃煮がサービスで提供され、お礼を言って有り難く頂きましょう。

佃煮にハイボールを併せると、佃煮の濃い味と旨味を、オレンジや黄桃のような香りで、後味は刺激と辛みのハイボールが流してくれます。


眼前のカウンター越しに店員さんのオペを拝見し乍ら、濃いめなハイボールをやっつけていると、盛付けが完成した大名椀がカウンター内の男性店員さんから、ホール係の女性店員さんへリレーされ、立ち食いカウンターへ配膳され着丼、初対面でおめでとう御座います、と相成ります。


直径が大振りで高台も堂々とした佇まいの漆黒の大名椀には、正しく柵取りされた柵より切り出され、筋目に対して交差する逆目に切り出された本鮪の切り身が敷かれ、中央部には中落ちや皮に近い部分の脂からねぎ取られたネギトロが鎮座して、大葉、青葱、妻の大根、ガリ、山葵が脇を固める丼顔ですね。


先ずは醤油に山葵を溶かして丼汁の如く鮪に廻し掛け一切れ摘むと、口当たりは肌理細かくはありませんが、本鮪の風味と酸味、旨味が感じられ赤いダイヤと呼ばれるに相応しい美味しさです。


お次に若干粗熱を飛ばし切れていない酢飯(シャリ)と共に切り身を頬張ると、酢の塩梅と塩味と甘味のバランスが良く、鮪の美味しさを下支えして旨さが炸裂しますわ。


一年のスタートに相応しい、美味しい本鮪と出会え満足します。

本日も元気で “市場メシ” を頂きましょう。

御馳走様でした。

01-2024