2023.11.20 濱そば 戸塚店
本日も株式会社JR東日本クロスステーションが運営する “駅そば” を巡礼しております。
先日JR東日本クロスステーションより、閉店した大船軒の “駅そば” で使用していた蕎麦汁を、引き続き楽しめるよう、近隣の “濱そば” 店舗(横浜店、戸塚店、辻堂店)でも使用を開始していると云う情報を得て、事実を確認するべく現場へ向かいます。
行き交う乗降客の隙間をすり抜け、東海道本線 戸塚駅 橋上改札外に位置する店舗に到着し、店外に設置された交通系電子マネー対応券売機にて食券を購入します。
此方へは初訪となりますが、全席着席スタイルで広い間口に狭い奥行きの店舗で、引戸が開け放たれた入口より入店して、男性店員さんへ食券を渡してカウンター末席へ着席します。
かき揚げそば ¥ 470
他の “濱そば” の店舗と変わらぬ待ち時間で、店員さんよりカウンター高台へ配膳され、セルフで引き取り着丼、初対麺と相成ります。
見慣れた樹脂製の漆黒の丼には蕎麦汁が張られ、茹で置き蕎麦が其の麺線を妖しくくねらせ平臥し、“かき揚げ“ が中央部に鎮座して薬味長葱が添えられた、“濱そば” 標準仕様の丼顔ですね。
先ずはシンナリかき揚げを蕎麦汁へ沈め込め、揚げ油で煌めく蕎麦汁を啜ると、此れが大船軒の “駅そば” で使用していた蕎麦汁かは識別出来ませんが美味しい蕎麦汁です。
お次に茹で置き蕎麦を手繰ると、もっさりした食感で食べ応えがあり美味しいですよ。
更に蕎麦汁をたっぷりと含んだ “かき揚げ” に、容赦なく箸を突き立てグチャグチャに崩して、蕎麦に纏わせ手繰ると、野菜の甘味と蕎麦汁の塩味が混じり合い、此れ又美味しいですよ。
本日も “駅そば” を頂ける幸せに感謝します。
御馳走様でした。
八七-弐〇弐参
”駅そば” 備忘録
天ぷら・かき揚げと、名称は様々ですが、王道メニューな “かき揚げそば” 温製における各店の単価設定と、麺の種類を記載しました。
電鉄系、大手資本系、独立系の “駅そば” が、群雄割拠し熾烈な攻防を繰り広げており、目が離せません。笑々 (厳密には ”駅そば“ とは言えないものや、現在の単価設定と異なっておりましても御容赦下さい。)
原油や食材の価格高騰の影響により2021年から2022年にかけて、“駅そば” 界へも価格改定の嵐が激しく吹き荒れました。
更に継続的な価格高騰を理由として、2022年には年間2度の価格改定を行う店舗も現れ、悲しき哉急激にCPが悪化しています。
そして2023年も年初から価格改定が継続されています。
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茹で置き蕎麦提供店
日栄軒 ¥420 ⇒ ¥ 470(2022.10)
¥470 ⇒ ¥ 500(2023.10)
雷神 ¥480(冷凍麺 2023.10)
丸川食堂 ¥470 (2023.05)
濱そば ¥410 ⇒ ¥420(2022.03)
¥420 ⇒ ¥440(2022.09)
¥440 ⇒ ¥470(2023.06)
大船軒 ¥390 ⇒ ¥400(2022.03)
¥400 ⇒ ¥420(2022.09)
¥420 ⇒ ¥470(2023.06)
川村屋 ¥390 ⇒ ¥410(2022.04)
¥410 ⇒ ¥420(2022.08)
(2023.03 閉店)
¥420 ⇒ ¥460
(2023.09 再開店)
なか卯 ¥450(冷凍饂飩)
(2022.07メニュー落ち)
五味酉 ¥400 ⇒ ¥450(2022.10)
(2023.01 閉店)
鈴一 ¥380 ⇒ ¥400(2022.02)
¥400 ⇒ ¥430(2022.07)
¥430 ⇒ ¥450(2023.07)
相州そば ¥390 ⇒ ¥420(2022.05)
¥420 ⇒ ¥450
(2023.09確認)
新月 ¥390 ⇒ ¥420(2021.12)
(2023.09価格据置確認)
ういーん ¥350 ⇒ ¥380(2022.11)
(2023.06休業中を確認)
ごん兵衛 ¥280(2023.06 初訪)
¥280 ⇒ ¥300(2023.07)