2023.09.07 きそば 鈴一
8月初旬以来の無沙汰を経て、久方振りに再訪し “駅そば” 巡礼とします。
前回訪問時に下振れに遭遇し残念な印象を持ちました、本日はそれを払拭するべく挑みます。
天ぷらきしめん ¥ 450
玉子 ¥ 60
常と変わらず、3名の店員さんによる光速オペにより、10秒程で着丼、御対麺と相成ります。
きしめんも茹で置き•••閑散とした客入りなのに、必要以上の麺を茹で置きしており、提供される蕎麦汁の温度の低下と、麺がくっついて食べ辛い。
残念な玉子•••先入れの玉子だが、蕎麦汁が玉子の上に注がれず、表面に火が入っていない。
業務中の態度•••店員さんが客待ちで待機している態度が悪く、桜木町駅で復活した “駅そば店” における、3月に閉店した当時の女性店員さんを彷彿させる。
横浜駅西口五番街に位置し、長い歴史を有する老舗 “駅そば” 店である “鈴一” さんですが、急激に劣化しています。
運営する合資会社鈴一商事には、対策を講じて欲しいです。
横浜駅の名物でもある老舗店で、ファンも多い “鈴一” さんです、基本に立ち戻り一杯の蕎麦とお客さんに向き合い改めて下さい。
本日も “駅そば” を頂ける幸せに感謝します。
御馳走様でした。
六四-弐〇弐参
”駅そば” 備忘録
天ぷら・かき揚げと、名称は様々ですが、王道メニューな “かき揚げそば” 温製における各店の単価設定と、麺の種類を記載しました。
電鉄系、大手資本系、独立系の “駅そば” が、群雄割拠し熾烈な攻防を繰り広げており、目が離せません。笑々 (厳密には ”駅そば“ とは言えないものや、現在の単価設定と異なっておりましても御容赦下さい。)
原油や食材の価格高騰の影響により2021年から2022年にかけて、“駅そば” 界へも価格改定の嵐が激しく吹き荒れました。
更に継続的な価格高騰を理由として、2022年には年間2度の価格改定を行う店舗も現れ、悲しき哉急激にCPが悪化しています。
そして2023年も年初から価格改定が継続されています。
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茹で置き蕎麦提供店
日栄軒 ¥420 ⇒ ¥ 470(2022.10)
(2023.06価格据置確認)
丸川食堂 ¥470 (2023.05)
濱そば ¥410 ⇒ ¥420(2022.03)
¥420 ⇒ ¥440(2022.09)
¥440 ⇒ ¥470(2023.06)
大船軒 ¥390 ⇒ ¥400(2022.03)
¥400 ⇒ ¥420(2022.09)
¥420 ⇒ ¥470(2023.06)
川村屋 ¥390 ⇒ ¥410(2022.04)
¥410 ⇒ ¥420(2022.08)
(2023.03 閉店)
¥420 ⇒ ¥460
(2023.09 再開店)
なか卯 ¥450(冷凍饂飩)
(2022.07メニュー落ち)
五味酉 ¥400 ⇒ ¥450(2022.10)
(2023.01 閉店)
鈴一 ¥380 ⇒ ¥400(2022.02)
¥400 ⇒ ¥430(2022.07)
¥430 ⇒ ¥450(2023.07)
新月 ¥390 ⇒ ¥420(2021.12)
(2023.06価格据置確認)
相州そば ¥390 ⇒ ¥420(2022.05)
ういーん ¥350 ⇒ ¥380(2022.11)
(2023.06休業中を確認)
ごん兵衛 ¥280(2023.06 初訪)
¥280 ⇒ ¥300(2023.07)