2021.04.20 いろり庵きらく 戸塚店
本日も “駅そば” を巡礼しております。
昨今の旅客需要減少の影響からか、大手資本系 JR東日本のグループ事業が本年4月に再編され、新会社となる株式会社JR東日本クロスステーションへ移行されました。
同社が運営する “駅そば” 店では、現在も新型コロナウィルス感染拡大防止に伴う対策が実施されており、此方も当然乍ら対象となっております。
店外に設置された、同社標準仕様の交通系ICカード対応券売機にて食券を購入し、開け放たれた入口引戸より入店すると、ソーシャルディスタンスを保つべく、間引かれた客席は粗満席で、カウンター末席へ何とか滑り込み女性店員さんへ食券を渡し着席しますよ。
豚肉そば ¥ 510
たまご ¥ 80
本日は口開け早々に訪問しましたが、繁盛店故に喧しい店内の雰囲気ですね。
此方は生蕎麦茹で置き麺を提供してくれますが、幸運にも生蕎麦茹で立てのタイミングに合致した模様で、”駅そば“ としては長めな待ち時間ですが、密かに此れを狙って訪問したのです。
男性店員さんより、カウンター高台越しに配膳され引取り着丼、御対麺と相成ります。
白磁の器に神奈川標準仕様の蕎麦汁が張られ、煮付けられた肉の部位はバラの豚肉、生蕎麦茹で立て麺、薬味長葱、そして黄金色に煌めく生たまごから構成され、ぶっかけ蕎麦切りですが、豚肉とたまごが参戦して豪華な丼顔となりましたわ。
先ずは神奈川標準仕様の蕎麦汁のカエシと甘味、そして出汁感を楽しみ生蕎麦を手繰りましょう。
期待を裏切ら無い生蕎麦茹で立て麺は、固有のモチモチした食感は無論、弱め乍らもコシと歯応えを主張して、“駅そば” として高レベルな出来栄えですわ。
お次にたまごを崩して、たっぷりと生蕎麦へ纏わせ豚肉と共に頬張ると、口の中で幸せが炸裂しますね。
“駅そば” を堪能しつつも、新形態の日常生活を模索しましょう。
本日も御馳走様でした。
参五-弐〇弐壱
神奈川 ”駅そば” 備忘録
天ぷら・かき揚げと、名称は様々ですが、王道メニューな “かき揚げそば” の、各店の単価設定と蕎麦の種類を記載しました。
大手資本系と独立系の “駅そば” が、群雄割拠し熾烈な攻防を繰り広げており、目が離せません。笑々(厳密には ”駅そば“ とは言えないものや、現在の単価設定と異なっておりましても御容赦下さい。)
八角 ¥480...生蕎麦
かまくらそば ¥460...生蕎麦
(2021年3月末閉店)
いろり庵きらく ¥440...生蕎麦
ゆで太郎 ¥440...生蕎麦
相州蕎麦 ¥440...生蕎麦
えきめんや ¥440...生蕎麦
富士そば ¥430...生蕎麦
箱根そば ¥420...生蕎麦
相州そば 関内 ¥400...生蕎麦
星のうどん ¥400...生饂飩
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春夏冬 ¥480...茹で置き
なか卯 ¥450...冷凍饂飩
日栄軒 ¥420...茹で置き
濱そば ¥410...茹で置き
大船軒 ¥390...茹で置き
相州そば ¥390...茹で置き
川村屋 ¥390...茹で置き
新月 ¥390...茹で置き
鈴一 ¥380...茹で置き
ういーん ¥350...茹で置き