2019.06.08 どんとこい家

  夏季限定メニューの、“スタミナ冷やしまぜそば” の提供開始や、朝4時からへ変更された営業時間など、矢継ぎ早にブラッシュアップされる “どんとこい家” さんを再訪します。限定メニューは、提供開始から1週間以上経過しており、満を持してのコールとなります。

先客1名の落ち着いた雰囲気の店内で、カウンター奥席へ着席後、常と変わらぬ口頭注文と前払いで精算を済ませます。

スタミナ冷やしまぜそば ¥800

サービス追い飯付き

先日導入された業務用天井カセット形エアコンが静かに稼働し、梅雨時期の不快な湿度を除湿してくれ快適ですね。

“冷やしまぜそば” ですから、御主人より好みを問われる事は有りません。大橋製麺多摩の銘が入った麺箱から、約1.5玉分の麺が取り出され丁寧に解されて、デポへ投入されます。

麺を茹でている間も具材の準備が有り、デフォと比較して長い工数を必要とする様です。

茹で上げられた麺が冷水で〆られ器に投入され、具材を盛付け、最後に卵黄を乗せ完成です。

御主人により追い飯の案内をされ乍ら、カウンター高台へ配膳され、セルフで引き取り着丼です。

赤いデコラ貼りのカウンターに、ストライプに盛付けられた具材が映える丼顔と、期待していた対麺を果たします。

此の手の一杯はしっかりと掻き混ぜる事が肝要ですから、天地返しをかまして入念に行い頂きましょう。

麺を啜ると、夏季に相応しいあっさりした和風タレを纏った、大橋製麺多摩の低加水中太平打ち短尺麺が、冷製の為により一層噛み切る際に小麦の密度を感じさせてくれ、咀嚼する際の程良い抵抗感を楽しめます。

賽の目に切り出された低温調理チャーシュー、青葱、魚粉、長葱、ニラ、卵黄から構成される具材が、ピリッとしたタレの基に纏まり美味しさの重合反応を具現化しています。

麺を食べ終わり追い飯をコールし、器と箸を御主人へ渡すと、白飯を装ってレンゲと共に配膳してくれます。

再び着丼した器には、残ったタレと具材の上に湯気が立つ白飯が装られ、麺の時と同様にレンゲで掻き混ぜ頂きます。タレが染み込んだ飯粒と具材を掻っ込むと、飯粒との相性も良く “タレまぶし丼“ として成立出来そうな美味しさですよ。最後の一粒まで感謝して完食しました、“どんとこい家” さん本日も御馳走様でした。

43-2019

20196月時点で、八王子街道和田町付近に群雄割拠する7軒のラーメン店。

らーめん ましまし亭

ラーメンどんとこい家

自家製麺 KANARI

札幌ラーメン どさん子和田町店

横浜家系らーめん 八家

とんこつらーめん 王道

錦蘭 中華料理