太陽拳
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NTT、光回線料大幅下げへ=ブロードバンドの普及促進★

 NTTが、来年春にも光回線サービスの利用料を大幅に引き下げる方向で検討していることが29日、分かった。2015年までに全世帯にブロードバンド(高速大容量)回線を普及させることを目指している総務省の引き下げ要請に応える。
 NTTは現在、光回線サービスを機器利用料を含めて月額5460円(戸建てタイプ)の定額制で提供している。今回新たに、基本料で一定量まで利用でき、その後、使用量に応じて料金が加算される従量制を導入。基本料を安く設定することで、より加入しやすくしたい考えだ。
 詳細な料金設定は検討中だが、NTTはこれまでも、光回線を現在のADSL(非対称デジタル加入者線)並みに値下げする方針を示しており、光回線の基本料はADSLの最高速サービスと同水準の3000円台になる公算が大きい。
 光回線サービスは全世帯の9割が使える状態にあるが、実際に契約しているのは約35%程度にとどまっているため、料金引き下げにより一層の普及につなげたい考えだ。

11年度に販売台数倍増へ=iPad対抗機、富士通が攻勢

 富士通は29日、タッチパネルを搭載したタブレット型パソコン(PC)の拡販に乗り出す方針を明らかにした。品ぞろえを拡充して2011年度の販売台数を前年度比2倍の60万台に引き上げ、米アップルの「iPad(アイパッド)」を追撃する。
 パソコン市場では、10年4月のアイパッド発売を契機に、画面を指で触れるだけで操作でき、持ち運びに便利なタブレット型の需要が急増。火付け役のアイパッドは世界で累計1000万台以上も売れ、タブレット型の市場をけん引する。
 富士通は基本ソフト(OS)として、法人向け製品に搭載している米マイクロソフトの「ウィンドウズ」に加え、個人向けには米グーグルの「アンドロイド」を採用。品ぞろえの拡充に取り組んでいる。
 まず、11年4月までに法人向けに、ペンだけでなく、指でも操作できるタイプを投入。アイパッドは従来のパソコンとの互換性や情報のセキュリティー機能に課題があるとされており、OSには企業向けシェアの高いウィンドウズを引き続き採用する。
 一方、個人向けでは、多くのスマートフォン(多機能携帯電話)のOSに搭載されているアンドロイドを採用するほか、ウィンドウズ搭載機の製品開発も検討する。アイパッド同様、電子書籍を読める機能も持たせる方針だ。

サイバーエージェント、マーケティング支援 ブロガー効果、売り上げ3.5倍★

 インターネット上に日記形式のホームページを公開している「ブロガー」の声を商品開発や広告宣伝に活用する動きが加速している。こうした手法でネット広告のサイバーエージェントが展開するマーケティング支援事業は、売り上げが2年で3.5倍に膨らんだ。消費者の率直な感想を知りたい企業と、「特別な体験」をしたいブロガーのニーズを結びつける仕組み。ブログで話題にされることで、販売促進効果が期待できるなど「発信力」への関心も高い。

 同社は、運営する国内最大規模のブログサービス「アメーバ」を利用するブロガーの協力を得たマーケティング支援を展開。金額は明らかにされていないが、事業の売り上げは拡大傾向にあり、2010年度は前年比約20%増となっている。化粧品や家電製品、食品などの商品でマーケティング支援の実績があり、幅広い業種の企業から「ブログを使って効果的な商品開発や販促をしたい」という相談が増えているという。

 例えば、昨年は働く女性をターゲットに商品開発中のアパレルメーカーの依頼を受け、想定する消費者に合致した12人の女性ブロガーを集め、試着してもらうなどして意見を聞いた。1回3時間の会合を3回開き、下着やコート、バッグについてネーミングや販売時の着こなし方の提案などを商品開発の参考にしたという。

 具体的には「一つのコートでいろいろな着こなし方ができたらいい」という意見を踏まえ、ファー(毛皮)やボタンを取り外しできるようにして8パターンの着こなしができるようにした。ファーの色も「この色がコートと合う」「これが上品でいい」など、さまざまな意見が飛び交った。

 同社ソーシャルメディアマーケティング事業部の二宮功太氏は「消費者が実際に使ってみた生の声を求める企業のニーズは高まっている」と指摘する。

 もう一つの魅力は発信力だ。企画の立ち上げ時にはブロガーを招待してイベントを開催した。同社はブロガーに報酬を支払わない一方で、ブログで取り上げるように求めることもない。ただ、こうした「特別な体験」をする機会を提供されたブロガーは、ブログで話題にする可能性が高い。実際に、商品開発会議に参加して「(メーカー側が)リクエストにこたえてくれた」「なかなかない商品に仕上がった」などの書き込みがあった。同世代の読者が多いため、商品の情報が「つぶやき」を投稿する簡易ブログのツイッターなどで、さらに多くの人に広がりやすいというわけだ。

 同社のアメーバでブログを公開しているのは、消費を主導する20~40代の女性が多いため、効果的なマーケティング支援につなげやすい利点がある。「閲覧回数が多いブログになると、1日5000回に達する」(アメーバ事業本部の竹中剛氏)といい、口コミによる販促効果にも注目が集まっている。
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