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ヤフー、Android向け地図アプリとiPhone向けARアプリ配信

 ヤフーは、Android向けの地図アプリ「Yahoo!地図」や、iPhone向けの情報検索アプリ「インフォルーペ」などを公開した。いずれも無料でダウンロードできる。

 「Yahoo!地図」は、日本語の世界地図を搭載したAndroid向け地図アプリ。航空/衛星写真、地下街地図などもセットされている。地図はフリック操作やピンチ操作、ダブルタップ、二本指操作による拡大縮小が可能。

 GPSによる現在地表示のほか、目的地までの簡単なルート表示機能も利用できる。
住宅や施設名によるキーワード検索、またキーワードで周辺情報も調べられる。検索結果に応じて、店舗の写真やクチコミ情報なども確認可能。

 「インフォルーペ」は、iOS 4.0以上に対応した情報検索アプリ。CDやDVD、書籍のJANコード(バーコード)にiPhoneのカメラをかざすと、映像に口コミ情報などが重ねて表示されるAR(拡張現実)風のインターフェイスが採用されている。

 表示された情報は、アプリ上からYahoo!検索することも可能となっている。サービス開始時点で書籍は240万点、CDは40万点、DVDは16万点の情報が対応しており、現時点で雑誌は非対応だが、今後対応商品が拡充される予定。

 「Yahoo!地図」はAndroidマーケットから、「インフォルーペ」はApp Storeからそれぞれダウンロードできる。

Apple、Mac版「App Store」を来年1月6日から開始

 米Appleは現地時間16日、「Mac App Store」を米国時間の2011年1月6日から開始する予定と発表した。90ヵ国で利用可能となる見込み。

 「Mac App Store」は、文字通りMac版のアプリストア。10月20日に「今後90日以内のリリースを目指す」と予告しており、ほぼ予定通りの開始となる。iOSにおける手法をスライドさせたもので、同社では「App Storeの使い勝手をMac OS Xにもたらす」としている。

 有料・無料のアプリケーションを提供する予定で、ジャンルは教育、ゲーム、グラフィック&デザイン、ライフスタイル、仕事効率化、ユーティリティと多岐に渡る。ストアの仕組みは、注目・新アプリ、評価やレビューの閲覧などが行なえ、App Storeにならったものになるようだ。

 また、 iPad 、iPhone、iPod touch同様にワンクリックでのダウンロード/高速インストールが可能。アプリのアップデートはMac App Storeから直接配信され、常に最新の状態に保つことができるとした。

 開発者への利益還元は売上の70%。価格設定は自身で行える。無料アプリに関してはホスティング、マーケティング費用、クレジットカード手数料はかからない。今回の施策に対し、CEOのスティーブ・ジョブズ氏は「PC用アプリケーションの購入が簡単で楽しくなるのを望んでいる。1月6日のオープンが待ちきれない」と述べている。

Webブラウザで人体の神秘も探査、Googleが「Body Browser」公開

 米Googleは12月16日、新たな実験的機能2つを公開した。3D人体模型と、特定の言葉が書籍に出てきた頻度を調べるツールだ。

 3D人体模型「Body Browser」は、3Dモデルで筋肉、骨、内臓など人体の構成を見ることができる。画面左側のメニューを操作することで、モデルを回転させたりズームしたり、人体内部を筋肉、骨格などさまざまなレベルで見ることができる。体の部分の名称を表示することも可能だ。Google Chromeの最新β版など、WebGLをサポートするブラウザが必要。

 もう1つの「Books Ngram Viewer」は、Googleが電子化した書籍のデータベースを活用したもの。特定の言葉が本にどのくらいの頻度で登場したかを時系列でグラフ化できる。