「約束」 | やっくんの事件簿ブログ

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事件、政治、歴史、などについて意外に真面目に書いてます。

以前に「なぜ日本人は傘をさすのか」といったテーマがテレビで取り上げられておりました。

日本人は雨が降ったら傘をさしますよね。しかし、外国、特に欧米では、傘をさすという習慣があまりないようです。

理由は、手が塞る事や傘が荷物になる事など国によっても様々なようです。

日本では雨が多いのも傘をさす理由の一つのようです。

しかし、本当の理由は日本人の心の中にあるようです。

ある欧米の国では、雨が降ると、カッパを着る人もいます。しかし、大部分の人は雨が降ると雨宿りをするのです。

つまり、雨が止むか、弱まるまで待つ、これがもし通勤中や移動中だったとしても、これを理由に遅刻することがまかり通るというのです(国や企業によると思いますが)。

日本人からしてみたら、考えられないことです。

つまり日本人は雨がどれだけ降ろうと関係無く、人に迷惑が掛からないよう、約束の場所へ歩を進めるため傘をさすということです。

日本人が傘をさす文化は、日本人の精神性に根ざしたものだったということです。

その「約束」という言葉を同じ発音の「ヤクソク」の音で使う国が日本以外にあります。

お隣の韓国です。

しかし、意味合いにおいては大きな違いがあるようです。

先日、明治日本の産業革命遺産が世界遺産に登録が決定したしました。
非常に喜ばしいことですが、その裏で未来へ大きな禍根を残すであろう、重要なやり取りがありました。

この日本の世界遺産登録について、韓国が物言いを付けてきたのです。

日本が推薦する今回の施設の中にいわゆる「朝鮮人の強制労働」があった施設があると難癖を付けてきたのです。

これについては色々と報道されておりましたから、ご存知の方も多いと思います。

韓国側は日本が登録を申請した二十三の施設のうち軍艦島や旧八幡製鉄所など7つで第二次世界大戦中に朝鮮人が強制労働させられた施設がふくまれているとして登録反対を主張してきました。

日本政府はこの問題では朝鮮人の徴用は国民徴用令に基づいて行なわれたものであり、強制連行にあたらないとの立場ですが、これを覆すべく韓国は、朴クネ大統領や尹外相といった政権トップだけではなく、国会議員や市民団体にいたるまで国をあげて世界遺産潰しの妨害活動を展開してきたのです。

しかし、この件は先月の日韓外相会談において、日本も韓国が世界遺産に推薦する「百済の歴史地区」を支持することで、両国の協力が約束されたことで一応収まっておりました。

会談後の岸田外相も「(日韓両政府がお互いの国の世界遺産候補を)登録されるよう協力することで完全に一致した」と記者会見で発表していた。

そして当日、先に議題に挙がった、韓国の「百済の歴史地区」の世界遺産登録に日本は賛成し、この案件がまず世界遺産に登録されました。

そしてお次は日本の番です。

しかし、ここで事件が勃発しました。なんと韓国団が土壇場で裏切った!外相会談の約束を反故にしたのです。

強制労働があった施設があるとごね出した(先月の日韓外相会談は何だったんだ)。

それが発端になり、前代未聞の審査の延期(保留)という異常事態になりました。

現地の日本代表団は困りました。

すぐさま、本国の外務相に連絡を取りました。答えは「世界遺産に登録されないということは避けよ」というものでした。

登録を今かと期待して待つ関係者、並びに施設に集まった人々、そして日本の国民、みんなの顔が思い浮かんだことでしょう。

そして、登録延期(中止)という、最悪の事態を避けるため、ある程度「強制労働」を認める形で妥協してしまった。

日本代表団が登録決定後、「意に反して厳しい環境のもとで働かされた(forced to work)朝鮮半島の人々がいた」と言及することを余儀なくされた。

結果からすれば、韓国は自らが主張するところの「強制労働」をめぐり日本から譲歩を勝ち取り、妨害活動は大成功を挙げたことになります。

海外メディアも日本の強制労働に関して、一斉に報道しました。

これにより、日本は韓国が長年にわたり日本を攻撃する政治の道具にしている「慰安婦問題」とならび、もう一つの日本をゆする「強制労働」という重要なキーワードを国際的に認める形で、言わば免罪符を与えてしまった。

恐らく日本は今回の世界遺産登録と引き換えに、この「強制労働」を認める形になったことで、未来永劫悩まされることになるでしょう。

今後韓国は間違いなく「徴用工の強制労働」という形であの手この手で日本にたかってきます。

現在の韓国の内情は決して良い状態ではありません。

正直言って、深刻な経済危機に瀕しております。円安により、ウォン高になり、機関の輸出産業に知命的な打撃をうけており、世界的に信用のないウォンの保険として、昨年まで日本の円で外貨不足を担保する日韓通過スワップも、折からの反日活動により、なくなりました。

韓国にとっては認めたくはないが、頼りになる日本との関係は継続しなければならない。

しかし、今回も含め、国民の生活など全く考えない反日活動まっしぐらの姿勢。

以前に”カルト教団”と例えましたが、実はこの体質は昔から変わっていない。

韓国ドラマでご存知の方も多いと思いますが、李氏朝鮮を時代背景としたもので、そこに出てくる主人公と
それを取り巻く人々、話の中に政権争いに明け暮れる王族の姿が度々出てくると思いますが、李氏朝鮮時代の朝鮮は世界でも最貧国です。半島の庶民の生活はソウルであっても、一般の人々は竪穴住居に近い様な家屋に住んでいます。家にトイレがないから、みな道端で用をたす。だから衛生的にも非常に悪い環境です。
そんな庶民の生活はないがしろに、宮廷はきらびやかであり、国民の生活など、全く関係なく政権争いのため、兄弟同士血みどろのお家騒動を繰り返します。

その国民ないがしろな朝鮮王朝の姿と、今回の国の経済をないがしろにする傍ら、反日活動にはどれほどの国家予算を投入しても徹底的にやる姿。

どこか、シンクロしないでしょうか⁉︎


トンい1
※韓流ドラマ「トンイ」 ドラマとしては大変面白いと評判で人気

かつて、日本は明治天皇の詔勅により、朝鮮半島及び台湾で教育を施し、産業を興し、治安を安定させて、人々の暮らしが向上しました。

これは、我々日本の先人達の苦労と正義によるものであり、我々日本人はそれに対して恥ずべきこと、謝罪すべきことなどないように思います。

先人達の偉業を貶める歴史認識は、到底受け入れるわけにはいきません。

世界遺産登録よりももっと大事なことがあるのではないでしょうか。

我々の偉大な先人達の恩恵の上に、今の平和で安定した生活が成り立っている。その先人達の名誉を守ること、それも私たちが守ってゆくべき”約束”ではないでしょうか。

日本は近現代において、朝鮮半島に多大な投資をし、インフラのみならず、あらゆるものを与えてきました。しかし、彼らの精神に宿る魂までは手を付けなかった、それが優しさであり、また、甘さなのかもしれません。しかし、そこが一番の肝であったと言わざるを得ません。

「ヤクソク」は教えたが「約束」は教えられなかった日本人、もしかしたら、教えつづけたが、理解されなかったのかもしれません。

将来、日本の名誉の為また、負の遺産を後世に残さないため、今回の世界遺産登録も強制労働も同時に返上するぐらいの気概があってもいいんではないでしょうか。