夏真っ盛りで、台風もきてますが みなさんいかがお過ごしですか?

2024年6月下旬から、Windows11をインストール(またはPCを初期設定)する際、マイクロソフト社の陰謀(いえ、マーケティング戦略)で、OneDriveの自動バックアップが強制的にオンになる仕様に変更されました。

具体的には、インストール後、Windows11にMicrosoftアカウントでサインインすると、OneDriveの契約形態にかかわらず、「ドキュメント」「ピクチャ」「デスクトップ」のデータが "自動的" にクラウドストレージと同期される 状況となっています。

「クラウドストレージと同期される」というのは、自分のPC内のデータのコピーがマイクロソフト社のサーバー内に作られる ということです。
ユーザーデータのバックアップという観点からみると、とても良いことに思えます。
が、これにはとんでもない落とし穴があります。
それは、OneDriveのデータ容量が初期値ではわずか 5GB しかないのです。無料で使えるのは5GBまで ということです。

iPhone 14 Proや iPhone 15の背面カメラの画素数はなんと、4,800万画素です。ただし、 デフォルトでは1200万画素のJPEG画像として保存されます。
1200万画素のJPEG画像の平均的なデータ容量は、4.5MBにもなります。
OneDriveの無料分データ容量5GBは、iPhoneの写真をPCにコピーしてOneDriveに保存した場合、5GB≒5000MB÷4.5=1,111 → 約1,111枚の写真でいっぱいになってしまう ということです。

Excelで家計簿をつけるくらいで、あとは特段、大容量のものは保存しない という方々は、OneDriveがオンになっていても問題ないかもしれませんね。

スマホで撮影した写真がいっぱいになってしまったので、パソコンに写真を移動したい という場合は、OneDriveは邪魔者以外の何物でもありません。

5GBが近づくと、自動アップロードがエラーになり、「十分な空き領域がありません。[アップグレード] 」という警告メッセージが出てきます。


こうなった場合、あなたは3つの選択肢の中からどれかを選ぶ必要があります。

1,このままデータの連携は諦めて、エラー画面も放置

2,[アップグレード]をクリックして有料プランに加入する

3,OneDrive連携を解除する

有料プランは以下の通りですが、一番安いプランだと、容量は5GB→100GBになり、お値段は2440円/年(または260円/月)となります。



契約する際は、クレジットカード払いになります。

OneDriveを使うかどうかはあなた次第。

ちなみに、自分は使ってません。