従来のパソコンを使ううえで、無くてはならない存在が、マウスとキーボードです。
(タブレットPCには不要ですけどね)
今回はキーボードに関する豆知識です。
キーボードの配列はJISで定められた配列があります。
アルファベットや記号は以下のように決まっています。
QWERTYUIOP@[
ASDFGHJKL;:]
ZXCVBNM,./\
ところが、ShiftとかCtrlとかAlt、Del、BackSpaceなどは、メーカーの裁量で、どこに配置してもいいようです。 特にノートパソコンなどは、スペースに制約があるので、各メーカーが知恵を絞っています。
ここでちょっと問題になってくるのが、NECとPanasonic。
他のメーカー(富士通、VAIO、東芝、Espon、Iiyama、Buffalo、SANWAサプライ、ELECOM、オウルテック、Logicoolなど)は、すべてキーボードの左下隅が
[Ctrl]キーですが、
![イメージ 1](https://stat.ameba.jp/user_images/20191201/12/pc-sakuranbo/2e/2a/j/o0288040014655808656.jpg?caw=800)
NECとPanasonicのキーボードは左下隅が[Fn]キーになってるんですね。
![イメージ 2](https://stat.ameba.jp/user_images/20191201/12/pc-sakuranbo/a2/91/j/o0320024014655808666.jpg?caw=800)
[Fn]キーとは、ファンクションキーのことです。
通常のキーボードではキーが不足して機能が割り当てられないので、
Fnキーを押すことによって、機能を追加させるわけです。
特にノートパソコンには多いです。
一般的なキーボードレイアウトと違うので、Ctrlキーを多用する人にとっては、
NECかPanasonicのパソコンに交換した場合、かなり厄介な問題になります。
Ctrlキーなんて使わないよ という方もいらっしゃいますが、
コピペやファイル保存に使うと作業が段違いにはかどります。
コピペのやり方は
まず、コピーする文字範囲を選択して、
Ctrl+Cでコピーし、貼り付け先を指定して、
Ctrl+Vで貼り付けられます。
直前の作業の取消は Ctrl+Z
文字列の切り取りは Ctrl+X
ファイル保存は Ctrl+S
全範囲選択は Ctrl+A
てな具合です。
Ctrlキーの場所にFnキーがあると、コピーするつもりで Fn+Cを押すことになるため、選択範囲が C に置き換わってたりして非常に困るんですね~。
そのため、FnとCtrlをBIOSで設定変更できる機能が両社のパソコンにはあるようです。
CtrlキーはFnキーの何倍も使うので、左下隅にあったほうが便利だと思うんですけど、なぜ2社はかたくなに変更しないんでしょうかね?