従来のパソコンを使ううえで、無くてはならない存在が、マウスとキーボードです。
(タブレットPCには不要ですけどね)

今回はキーボードに関する豆知識です。

キーボードの配列はJISで定められた配列があります。
アルファベットや記号は以下のように決まっています。
 QWERTYUIOP@[
  ASDFGHJKL;:]
   ZXCVBNM,./\

ところが、ShiftとかCtrlとかAlt、Del、BackSpaceなどは、メーカーの裁量で、どこに配置してもいいようです。 特にノートパソコンなどは、スペースに制約があるので、各メーカーが知恵を絞っています。

ここでちょっと問題になってくるのが、NECとPanasonic。

他のメーカー(富士通、VAIO、東芝、Espon、Iiyama、Buffalo、SANWAサプライ、ELECOM、オウルテック、Logicoolなど)は、すべてキーボードの左下隅が
[Ctrl]キーですが、
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NECとPanasonicのキーボードは左下隅が[Fn]キーになってるんですね。
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[Fn]キーとは、ファンクションキーのことです。
通常のキーボードではキーが不足して機能が割り当てられないので、
Fnキーを押すことによって、機能を追加させるわけです。
特にノートパソコンには多いです。

一般的なキーボードレイアウトと違うので、Ctrlキーを多用する人にとっては、
NECかPanasonicのパソコンに交換した場合、かなり厄介な問題になります。

Ctrlキーなんて使わないよ という方もいらっしゃいますが、
コピペやファイル保存に使うと作業が段違いにはかどります。

コピペのやり方は
まず、コピーする文字範囲を選択して、
Ctrl+Cでコピーし、貼り付け先を指定して、
Ctrl+Vで貼り付けられます。

直前の作業の取消は Ctrl+Z
文字列の切り取りは Ctrl+X
ファイル保存は Ctrl+S
全範囲選択は Ctrl+A
てな具合です。

Ctrlキーの場所にFnキーがあると、コピーするつもりで Fn+Cを押すことになるため、選択範囲が C に置き換わってたりして非常に困るんですね~。

そのため、FnとCtrlをBIOSで設定変更できる機能が両社のパソコンにはあるようです。

CtrlキーはFnキーの何倍も使うので、左下隅にあったほうが便利だと思うんですけど、なぜ2社はかたくなに変更しないんでしょうかね?