失う前のバックアップ | 凄腕ITエージェントの実践型IT活用法

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初めてのコンピューターは1983年に買ってもらったSHARP X1D(CZ-802C)。
ITエンジニアとして会社に勤めながらSE経験で培った問題分析力を生かして仲間の抱える悩み解決。
ITと統計学による人間分析が好きな50代。 おもしろ、おかしく、真剣に。がモットー。

【失う前のバックアップ】
 

 
コンピューター好きシステム管理者
まちの おうる です。
 
PCで一番大切なもの。
 
それは「データ」です。
 
PCのハードウェアは
故障してしまっても
修理・交換で復旧可能です。
 
しかし、
ハードウェア故障によって失った
写真や文書、メールなどの「データ」は
ハードウェアを修理しても
取り戻すことができません。
 
また、データを失う原因は
ハードウェアの故障以外に
ランサムウェア(身代金要求ウイルス)に
代表されるウイルス感染だって
他人事ではありません。
 
そして、
意外と侮れないのが
「誤操作」
です。
 
誤操作によるデータの削除は
人の間違いが原因ですから、
システム的な防止策はありません。
 
人と言うのは間違いを犯すもの。
 
つい、うっかり、勘違い。
様々なパターンでの
誤操作からデータを守るには
バックアップしか道は無いのです。
 
 
バックアップと言うのは
完全な保険ですから、
普段は全く役に立ちません。
 
でも、もしもの時には唯一の
データ復旧策となります。
 
バックアップが大切なのは
分かっているけど実行できない。
 
良く聞く話ですが、
実行できない理由は一つ。
 
失いたくない程大切な
データを持っていないのです。
 
大切だと言いながらも
バックアップを取る行動に
結びつかないのは
大切なデータを持っていないのだと
思います。
 
コンピューターが扱う
デジタルデータは
作るのは大変ですが、
失うのは一瞬。
 
あっという間に消えてしまいます。
 
影も形も無く
きれいさっぱり消えてしまいます。
 
データが保存されている
ハードディスク(HDD)障害も
ある日突然起きます。
 
システム障害によって
PCが起動しなくなるもの
予告なくやってきます。
 
もしくは、
ウイルス感染だって
一瞬の気の緩みで起きる事故です。
 
 
いつ来るか分からない
「その時」に困らないための
バックアップ。
 
システムが故障してからでは
遅いのです。
 
PCが正常に動いている日頃から
バックアップを取る以外に
方法はありません。
 
データを失ってからでは
バックアップは取れません。
 
 
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。