機器棚卸シーズン到来(2) | 凄腕ITエージェントの実践型IT活用法

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初めてのコンピューターは1983年に買ってもらったSHARP X1D(CZ-802C)。
ITエンジニアとして会社に勤めながらSE経験で培った問題分析力を生かして仲間の抱える悩み解決。
ITと統計学による人間分析が好きな50代。 おもしろ、おかしく、真剣に。がモットー。

【機器棚卸シーズン到来(2)】
 

 
コンピューター好き
システム管理者
まちの おうる です。
 
前回に続き
機器の棚卸について

書こうと思います。
 
前回書いた
机上棚卸が
機器管理の
基本となります。
 
机上棚卸として
機器の購入/変更/廃棄、
人事異動情報の
反映漏れなどを行い
機器管理台帳を
最新化します。
 
単純にデータを
眺めてもダメで、
きちんと
使用者や
設置場所を
イメージしながら
確認することが
大切です。
 
 
正しい状態の
台帳をベースに
棚卸を行わないと、
 
実際の機器を見ても
それが正しいのか
誤っているのかの
判断ができません。
 
まずは
正解であろう状態を
整えてから
次の工程に入ります。
 

 
2.実棚卸
 
机上棚卸の
結果を踏まえ、
実棚卸を行います。
 
機器管理台帳から
拠点>組織>人>機器管理番号順に
ソートしたリストを作り、
現物チェックを
行います。
 
あるべきところに
機器があるか。
 
正しい
組み合わせで
使用されているか。
 
機器が正常に
機能しているか。
 
ユーザー貸与機器で
ありがちなのは、
席替えをして、
人とモノが
入れ替わっていること。
 
さすがにPC本体が
入れ替わることは
ありませんが、
 
ディスプレイや
周辺機器が
入れ替わって
いることが
たまにあります。
 
また、
スペア在庫機器は
実棚卸をしないと
所在不明に
気づかない可能性が
あります。
 
特に、
故障入れ替えなどで
設置済みなのに、
機器管理台帳の
更新漏れがあると、
 
あるはず在庫が
無い
と言うことが
起きます。
 
 
人とモノの不一致、
台帳更新漏れ、
どちらも無いに
越したことはありません。
 
しかし、
間違いはあるものですし、
その間違いを
早めに訂正すること、
 
または、
間違っていないことを
確認して安心するのも
大切なことなのです。
 
 
これに加え、
機器の現物を
見ることで
異音など
ネットワーク越しでは
分からない
不具合の予兆も
確認できます。
 
ケーブルが
抜けかかっているとか
ホコリの
積もり具合など、
 
機器の
可動状態も
目視確認できます。
 
やはり
実機を確認しないと
分からないこと、
 
実機を見れば
ひと目で分かる
不具合(の予兆)が
あります。
 
これが定期的な
実棚卸を行う
ポイントだと
思っています。
 
 
次回に続きます。
 
 
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。