Mac不調の時にFirstAid | 凄腕ITエージェントの実践型IT活用法

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初めてのコンピューターは1983年に買ってもらったSHARP X1D(CZ-802C)。
ITエンジニアとして会社に勤めながらSE経験で培った問題分析力を生かして仲間の抱える悩み解決。
ITと統計学による人間分析が好きな50代。 おもしろ、おかしく、真剣に。がモットー。

【Mac不調の時にFirstAid】
 

 
コンピューター好きシステム管理者
まちの おうる です。
 
MacBook Airを購入した友人から
Macが時々フリーズするとの
相談がありました。
 
その友人によると、
Macが時々フリーズするそうです。
 
私がMacBook Airを使い始めてから
3年半程経ちますが、
システムフリーズの経験は
殆ど記憶にありません。
 
Macはハードウェアとソフトウェア(OS)の
両方をAppleが管理しています。
 
このお蔭かWindowsに比べると
システムが安定しているように思います。
 
 
フリーズの原因は色々ありますが、
コンピューターがフリーズすると、
ファイルシステムに不整合が
起きることがあります。
 
その結果、
ファイルシステムの不整合が原因で
更にフリーズを誘発する可能性が
あるのです。
 
また、MacでもWindowsでも、
システムが動くためには
一時的なファイルの書き出しなど、
ある程度ディスクの空き容量が
必要です。
 
安定稼働の目安としては
ディスク全体容量の10%は
空いていることが望ましいです。
(ディスク使用率で言えば90%以下)
 
 
そんな友人のために
ディスク使用率とFirstAidによる
ディスクのエラー修復手順を
書いてみます。
 
 
まず、フリーズが頻発するPCの場合は、
何よりもバックアップを取ること。
 
たかがフリーズではありますが、
ハードウェア障害の可能性が
あります。
 
ある日突然Macが起動しなくなったり
ファイルが読めなくなる危険性が
あります。
 
念のため、外付けHDDなどに
写真などの消えては困るファイルの
バックアップを取ります。
 
 
 <ディスク使用率確認>
(1)Finderを開く
 
(2)[アプリケーション]
  ↓
 [ユーティリティ]
  ↓
 [ディスクユーティリティ]を選択
 
(3)[Macintosh HD]を選択
 
(4)[空き容量]を見てみます。
 ここが[容量(全体容量)]の
 10%以上あればOK。
 
 もし10%未満ならば、
 不要なファイルを削除したり
 外付HDDにファイルをコピーするなどして
 空き領域を増やします。
  
  
<FirstAidでのエラー修復>
(1)ディスクユーティリティから
 [First Aid]をクリック。
 
(2)確認メッセージで[実行]を
 クリック。
 
 エラーチェックと修復が行われますので
 しばらく待ちます。


 
尚、エラーチェックを行う時は
MacにACアダプターを接続して
バッテリー切れが起きないようにします。
 
また、Finderとディスクユーティリティ
以外のアプリを終わらせ、
エラーチェックだけを行うようにします。
 
これで治ってくれると良いのですが、
これで治らないと、OSの入れ直しか、
更にはハードウェア障害の可能性が
出てきます。
 
そう簡単にハードは壊れないのですが、
こればかりは何ともいえません。
 
 
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。