国内ネットバンキングを狙うウイルス拡散中 | 凄腕ITエージェントの実践型IT活用法

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初めてのコンピューターは1983年に買ってもらったSHARP X1D(CZ-802C)。
ITエンジニアとして会社に勤めながらSE経験で培った問題分析力を生かして仲間の抱える悩み解決。
ITと統計学による人間分析が好きな50代。 おもしろ、おかしく、真剣に。がモットー。

【国内ネットバンキングを狙うウイルス拡散中】
 

 
コンピューター好きシステム管理者
まちの おうる です。
 
ウイルス対策ソフトベンダーの
トレンドマイクロから、
国内ネットバンキングを狙う
ウイルス拡散に関する注意喚起が
出されました。
 
同社では2016年5月末以降、
オンライン銀行詐欺ツール
「URSNIF(アースニフ)」が
メールにより拡散していることを
確認したそうです。
 
攻撃対象は地方銀行など
中小金融機関を中心に40件弱の
国内ネットバンキングとのこと。
 
 
拡散経路は迷惑メール(スパムメール)の
添付ファイルです。
 
同社が確認しただけで
「年休申請」に偽装したメールが
6月1日から6月7日頃までで2,000通もあり、
この他にも、
「請負契約書」、
「年次運用報告書」、
「算定届出書」、
「状況一覧表」、
ネット通販からの「支払確認」など、
様々な名目の文書を表す件名や
本文の迷惑メールがあるそうです。
 
 
この様な詐欺被害に遭わないためには、
 
Windowsやアプリのアップデートを
速やかに行うこと。
 
ウイルス対策ソフトを使うこと。
 
そして、このような攻撃が行われて
いることを知り、

安易にメール添付ファイルを開いたり、

本文のリンクをクリックしないこと。
 
これら基本的な知識や行動が大切です。
 
 
インターネットサービスが広がり、
ネット利用者が増えることは
攻撃する側にとっても好都合。
 
無知、無関心でネットを使うことは
自分自身をリスクに晒すことに
なりかねません。
 
過剰に心配する必要はありませんが、
最低限の知識を身に着けて、
上手にネットと付き合いたいものです。
 
 
■トレンドマイクロ・セキュリティブログ
http://blog.trendmicro.co.jp/archives/13471?cm_re=articles-_-threat-_-blog
 
 
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。