【トマトジュースでなぜ痩せるか(1)】
コンピューター好きシステム管理者 まちの おうる です。
私は肥満度129%のメタボ予備軍でした。
2013年6月からトマトジュースダイエットに挑戦し、2015年5月にメタボ予備軍からの卒業を果たしました。
これまで「肥満のメカニズム」や「肥満は現代の必然」をあれこれと書いてきました。
それらを踏まえて今回はトマトジュースダイエットでなぜ痩せることができたのかを書こうと思います。
まず「トマトジュースダイエット」と言うと、トマトジュースを飲めば痩せると思う方がいるかもしれません。
しかし、私が実践してきた限りでは「トマトジュースにはダイエット効果は無い」と感じています。
つまり「トマトジュースの効能」で痩せたわけではないという事です。
これまで繰り返し書いてきた通り、肥満の原因は「食べ過ぎ」にあります。
人間が本来必要としている以上に飲み食いしてしまうから太ってしまうのです。
私が痩せたのは「食べ過ぎを控える食生活に改めることができたから」です。
当たり前過ぎて面白くないですが、これが実際のところです。
改めてトマトジュースダイエットとは、
<ルールその1>
トマトジュースは1回に200-300ml程度飲む。
<ルールその2>
トマトジュースを飲んでから、少なくとも10分以上時間をあけてから食事を摂る。
<ルールその3>
食事は、野菜→タンパク質(肉・魚)→炭水化物(ごはん、麺)の順で「ばっかり食い」する。
これが基本です。
この行為によって食べ過ぎを防止、そしてダイエットにつながるのです。
まず、食前にトマトジュースを飲むことで内臓が軽く食事を始めたと感じます。
空腹状態の内臓は食べたものを消化吸収しようと待ち構えています。
そこに糖質や炭水化物、いわゆるGI値の高い食べ物を摂ると、急激な血糖値の上昇を招きます。
ところがGI値の低いトマトジュースを飲むことで、血糖値が急激な上昇を抑えることができるのです。
トマトジュースを飲んで10分以上空けてから食事を摂る理由は、この内臓の消化吸収の反応を待つ時間なのです。
もう一つ、トマトジュースで実際に食事を始めたことになりますので、自分自身のお腹ペコペコ状態が緩和されるのです。
どうしてもお腹ペコペコ状態で食事をすると、食べるスピードが速くなり食べ過ぎる傾向があります。
トマトジュースを飲んで時間を空けると、実際に空腹感が緩和されるので食べ過ぎの防止につながります。
次回に続きます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。