2018年11月25日で一旦休止。
2019年から新しい車両に変わる高野山ケーブル乗車記の2回めです。
(前のブログはこちら)
車両は、1964年(昭和39年)に新造されたもので、
アルミ合金製の2両編成。
ケーブルカーの2両編成とアルミ合金製は当時では最先端技術だったそうです。
半世紀も動いている古豪です。
内部のリニューアルと外塗色の変更をしている以外は、基本そのままです。
高野山側が「コ11型」、
極楽橋側が「コ21型」になっています。
定員は、2両で260人で、
これは、南海なんばからの「特急こうや」の乗員を一度に乗せることのできる人数です。
車内は、他のケーブルカーと全く違いのない段差の座席。
2015年にインバウンド需要に対応するために、
液晶ディスプレイなどが取り付けられた改造がされています。
路線は、「交差式」で単線が真ん中ですれ違うタイプで、
2編成がつるべ式に上下を繰り返しています。
真ん中で、すれ違うところ
高野山には、800m、高低差328m(東京タワーと同じ高さ)
を約5分で登ります。
もちろん、この大人数を載せる車両を持ち上げる
「巻上機」も日本最大級だそうです。
途中にカーブもあり・・・
あっという間に到着です。
乗車時間は5分間。
帰りの高野山から極楽橋へ下る時の様子を動画に収めました。
出発時の警笛もマニアにはたまらないらしいです。
乗った気分でお楽しみください!
ちなみに高野山駅です。
標高867mで、温度が全然違います。
この日は40度近い猛暑でしたが、ここは30度前後で風が涼しい。
高野山駅は、バス専用道路の終点に位置しており、
駅は一般車両は入れません。
ですので、路線バスと専用タクシーのみ。
専用道路は徒歩も禁止されていますので、駅周辺をうろちょろしてると
「バスに乗るの?」って聞かれます。
駅舎は、国の登録有形文化財。
1階がコンコースで、2階は待合室と展示スペースがあります。
今回は時間がなかったのでご紹介できませんが、ケーブルカーの出発までゆっくり過ごせますよ。
※ちなみに、極楽橋駅では売店が無いので、帰りの飲み物と食べ物は、高野山駅内の売店で購入しておくことをオススメします。
さて、次回からは次の旅の紹介になります。
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