えちごトキめきリゾート雪月花に乗車しています。
(前回のブログはこちら)
上越妙高駅を10:19に出発した雪月花。
到着駅の糸魚川とは逆方向の長野方面に走行します。
テーブル上には、「雪月花」の説明のパンフ
と水が用意されています。
水は、地元の天然水「ひすいウォーター」のペットボトル。
日本随一の翡翠(ひすい)産地である小滝川ヒスイ峡の湧水と、新潟県内屈指の軟水である胎内高原の水をブレンドしたミネラルウォーターだそうです。
地域のペットボトルの水は、昨今の観光列車では定番ですね。
それぞれ特産の地域ウォーターが見ることができて楽しいです。
で、車内の様子に戻します、
出発して、しばらくすると、ウェルカムドリンクサービスがあります。
前回のブログの動画の最後のほうに、
小さな声が聞こえていたと思います。
(アルコールがだめな方は別の物に変えてもらえるそうです。)
早速、乾杯をします。
向こうには雪のかかった山が見えますね。
途中の新井駅では、駅員さんの見送りがありました。
通過駅ですが、列車はゆっくりを走行してくれました。
そして、15分ほどで、
一つ目の停車駅、「二本木」に到着です。
二本木駅は、下の地図を見ていただければお分かりかと思いますが、
全国では珍しいスイッチバックの駅なのです。
(上方が上越妙高駅方向。下が妙高高原方向です)
この「雪月花」、上越妙高から、一旦引き込み線に入り、
方向を逆転して、二本木駅に入るのです。
もちろん、二本木駅に停車しない列車は、スイッチバックをせずに通過します。
スイッチバックは元々、
SLの時代に山を一気に登れないために一旦休憩するための施設です。
昨今、全国でも珍しくなりました。
電車化になった現代では、急勾配を制するために、
一旦休止する必要もなくなり、廃止しつつありますが、駅を残すために構内の配線上、まだ現存している場所もあるのです。
その、二本木駅に到着するまでのスイッチバックの様子。
専属車掌氏の案内放送も含め、少し長いですが、動画にしましたので御覧ください。
列車の方向転換は、
運転士が逆方面の運転台へ移動するのが普通だと思っていました。
(ちなみに、ななつ星はカメラで監視するために移動はありません)。
雪月花は、専属車掌氏が運転席の窓から顔を出して、
後方と信号を監視し、後退し、かつ目測で停車位置までの距離を運転士に伝えるというスタイル。
↑
運転士は正面を向いていますが、実は後退しています。
あと、二本木駅に入線する別の普通列車とタイミングを合わせたことにびっくり。
これは、そういうダイヤにしたのか?
たまたま合ったので合わせたのか?
「単線区間で列車が並走できる」ということだけでなく、
お互いのお客さんが顔を合わせれるというミラクルさ。
ま、雪月花のお客さんがテンションが上がり、手を振っていましたが、反面、普通列車の乗客はめちゃくちゃクールでしたけどね(笑)
こういう鉄分のあるのは新鮮に感じました。
二本木駅に到着です。
ここで30分程停車します。
まだまだ続きます。(次回はこちらです)
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