久しぶりのパソコン記事。
今回ご紹介するのは、NECから発行されていた「ラインナップカタログ」です。
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1970年代~1990年代中旬。
どのメーカーさんも、各自それぞれ独自規格のパソコンを販売していました。
中には、1つのメーカーの中に幾つかもの規格があったりして、同一メーカーと言っても、ソフトや周辺機器の互換性の無い物。 そんな事が当たり前の時代でした。
1995年11月23日。 日本において発売されたWindows95の普及以降、どのメーカーのパソコンであっても、Windows上で動作するソフト、ハードは必要最低限のパソコンの性能と、ハードの場合はドライバさえ組み込みすれば、動作する。
現在とは全く違う時代でした。
がけっぷちが小学生時代。 ご近所さんの半数はパソコンを持ってらっしゃいました。
シャープのMZ-80B、MZ-2000 富士通のFM-7 NECのPC-8001 等など
当時のがけっぷち宅はNECのPC-8001mkⅡだったので、近所の友だちのゲームソフトで動作するのは、PC-8001を持っている友達のお宅のみ。
FM-7で動作していたニデコの「フロントライン」や「ちゃっくんぽっぷ」を眺めることしか出来ません。
閑話休題・・・・ ( -_-)旦~
さて、そんな時代だった1980年代~1990年代初旬。
がけっぷちは無料だったカタログを毎日の様に眺めていました。

当時は色々なカタログが発行されており、現在の様に同一メーカーのカタログが1~2種類というわけでなく、
パソコン本体は機種毎に、周辺機器でさえ機種毎にあった時代。
1980年代のパソコン市場は、パソコン本体と同一メーカーで周辺機器をそろえる方が多かった時代。
勿論サードパーティーと呼ばれるICMさん、工人舎さんなどや、ショップもされていた九十九電子さん等の周辺機器もありましたが、広島では家電量販店で売られているパソコンは純正セットがとても多い時代でした。
(1980年代後半になって、ディスプレイは三菱製やSANYO製のセットがありました。)
そんなパソコン少年、パソコン販売店の店員さんたちが手にとって眺めていたのが、無料のカタログ。
どんな周辺機器を買おうか、どんな周辺機器を接続しようかと夢見る日々。
今ではこういったカタログは発行されません。
パソコン黎明期から過渡期の時代の産物かもしれませんね。 (´ー`)