パソコン復活記念として、
今回は流石にパソコンの記事に。(〃_ 〃)ゞ
ってことで、今回は手持ちのフロッピーディスクのお話です。
数週間前に、SONYがフロッピーディスクの生産を止めるとのお話。
ちょこっと残念ですが、これも時代の流れ・・・。
1973年生まれのがけっぷち。
初めて触れたパソコンは、実家の真向かいさんのお宅にあったNECのPC-8001
その翌年、昭和50年代に我が家にPC-8001mkⅡがやって来たのですが、
その時のセットは、本体はPC-8001mkⅡ。 ディスプレイはPC-8054。
記憶媒体としては、カセットテープを使用する為のデータレコーダーPC-DR321でした。
パソコン用カセットといっても、一般の音楽用カセットテープも十分代用可能ですが、
音楽用カセットテープの場合、録音可能時間の長いテープだと、
経年劣化というか、テープの伸び?の影響からか読み込み不良が多かった記憶があります。
その当時のフロッピーディスクは8インチが主流。
勿論5インチ(5.25インチ)もありました。
今のパソコンに使われているフロッピーが3.5インチ。
8インチが標準の頃の名残で、5.25インチフロッピーは「ミニディスク」と呼ばれた時代もありました。
今にすれば「何処がミニ!!」って言いたくなるのですが・・・ヾ(´▽`;)ゝ
ちなみに、1990年代初旬まで流行したワープロでもパソコンと同じフロッピーを使っていたのですが、
同じサイズのフロッピーディスクでも、フロッピーのトラック数によって記憶容量は違ってきます。
コンビニでフロッピーディスクを取り扱っていた時、「2HD」と「2DD」があったのがその例です。
雑談ですが、「2HD」は日本語に直すと「両面倍密度倍トラック」
それに対して、初期のフロッピーの「1D」は「片面倍密度」なんです。
記憶容量で言うと、「2HD」が1.44MB。 「2DD」が720KB。
がけっぷちの実家には、現在あるフロッピーをバックアップして長期保存する為に、
予備の5インチフロッピーを保管しています。

(これって買ったのかもらったのか記憶が・・・
いつバックアップとるのかは、完全に未定です。 一生しないかも・・・。 (TωT)
現在、フロッピーディスクは殆ど使用されることなく、
MOディスクやZip、JAZZなども市場から消えてしまい、
PDディスク、CD-RやCD-RWなども古いメディアとなってます。
2010年夏モデルのパソコンの多くはブルーレイディスクまで搭載機がさらに増えるみたいです。
でも昔は、色々と異端児的なディスクが存在していました。

写真の上、ディスク4枚連なっているのは、「3インチフロッピー」
写真左下にあるのは「QD (クイックディスク)」
写真右下にあるのは「2インチフロッピー」
ちなみに、右側にあるのは大きさ比較と言うことで、8GBのUSBフラッシュメモリです。
3インチフロッピーは日立製作所、日立マクセル、松下電器産業が開発した国産フロッピー規格。
といっても、日立のBASICMASTERシリーズのオプションとして、シャープのX1Dなどで採用されたのみで、後発の3.5インチディスクに大敗してしまいました。
QD(クイックディスク)はミツミ電機が開発したフロッピー。 MSXのサードパーティーディスクドライブとして、またはシャープのMZ-1500に標準搭載、MZ-700シリーズの外付けドライブ等として販売されました。
とてもお手軽価格で作られているディスクドライブだったのですが、今のフロッピーやCD、DVDの様に、ディスクの円盤上に書き込まれたデータをランダムにアクセス出来るようなものではなく、シーケンシャルディスク(ある意味カセットテープに近い存在なんです)だったので、主流にはなりませんでした。
ただ、ディスケット(ディスクの周りのプラスティック部分)の形状変更をしたものが、
任天堂のファミリーコンピュータ用のディスクシステム用ディスクとしてとても人気をはくしました。
「謎の村雨城」や「ゼルダの伝説」などはこのQDにちょこっと眺めのプラ版を接着剤で取り付けたものにコピー可能でした。(^^;;
最後に2インチ。
がけっぷちが19才の頃に、市場で販売されていました。
このサイズで容量は3.5インチと全く同じだそうで・・・。
当時のパソコン雑誌にはSONY製2インチ外付けドライブが広告に出ていました。
残念ながら、パソコン市場では主流になることはありませんでしたが、
元々デジタルスチールカメラ(今のデジカメの前身)用のビデオフロッピー用に開発されたものということで、
カメラ用で活躍したそうです。
後にパソコン用としてドライブも発売されましたが、3.5インチが市場標準になっていたため、
パソコン用としての2インチディスクは消えていきました。
その昔、留守番電話にマイクロカセットテープを使用していた時代がありましたが、
パソコンの歴史にも、色々な記憶媒体が存在していました。(´ー`)