

と今でも思ってます。
SHARP X68000
当時高校生だった私の家にも、SHARPから3つ折りされたこの参考出品カタログが送られてきました。
高校生の私には、デザイン・性能の全てが夢を超えたような印象でした。
SHARPといえばMZシリーズとCZシリーズ。 MZシリーズは16bitマシンは数機種存在しましたが、CZシリーズはX1シリーズもX1turboシリーズ共に8bit。 未熟者の私にさえも、このX68000は従来のX1シリーズとの互換性などはなく、もっともっと先を行くマシンに思えました。
電波新聞社のマイコンBASICマガジンにも発売前に特集記事が掲載され、付属品にグラディウスが付くことも、このパソコンのSHARPの方向性が十分伝わるものでした。
MPUは68000(10MHz)、メインメモリは1MB、グラフィック解像度、スプライト機能全てがワクワクさせるものでした。
SHARPの意気込みを感じるエピソードとして、母校の文化祭において、保護者や生徒への配布物としてX68000の販促物をお願いしたところ、X68000オリジナルタオルなどが手紙と共に送られてきました。
当時数十社とカタログやポスターなどのやり取りがあったのですが、沢山の販促物を送ってくれたのはSHARPだけでした。
我が家にもX68000を大切に保管されています。 マウス・MIDIボードは後輩にプレゼントしましたので、操作できないですが、発売から20年近く経過した現在でも洗練されたデザインは素晴らしく思えます。
写真1は参考出品カタログ、写真2は保管状態のX68K