今は亡き両親から教わったことは、息子に教えていきたい。
手に他の物を持ったまま作業しようとすると効率が落ちる。
小学生低学年の時に運動会で障害物走があって、途中まではトップだったんだけど、最後に、地面に並べて置いてある法被を拾って着て走ってゴールするって所で、法被を結えてあったヒモがほどけない。めっちゃ固く結んであってどうやってもほどけない。手にはバトンを持ったままだったが、どんどん後から来た人に抜かれていく。とうとう何やってもほどけないので、先生が来てほどこうとするが、先生でもほどけない。もう他の選手は全員ゴール済みだ。先生に、着なくて良いから手に持ってゴールしなさい、と言われて僕は法被を手に持って走ってゴールした。
家に帰ってから、母にめっちゃ怒られて、バトンを手に持ったまま紐をほどこうとしてたから、出来なかったんだ、ああいう時は手に持っているものを置いてやりなさい、と、殴られるは蹴られるわ、たぶん2時間くらいやられまくってた。もう、倒れたはずみで何かの角に頭ぶつけて死んでしまわないかなあ、その方が良いなあ、と思ってたんだけど、どうもうまく後頭部をぶつけるようにはなかなかいかないもので、突き飛ばされても踏んづけられても、痛いだけで意識もはっきりしている。もうイヤだ、こんな目には会いたくない、と思って、とは言え毎日何かの理由で殴られてはいたんだが、この時のことはかなり印象的で、今でも何かの手作業がうまくいかないと手に持ってたものを置いて、両手が自由な状態でやるようにしている。
このことは息子にも説明したことがあって、息子が覚えてるかどうかわからないけど、我が家の教訓の一つとして受け継いでいってほしいと思ってる。

