学生時代、料理屋でバイトしていて、ある日グレーチングという、いわば床にある排水溝だな、それを掃除することになった。
素手でドブに手を突っ込むのだから、そんなこと今までしたことないし、やると思ってなかった。無理無理、自分には出来ない、でもやらないわけにいかない。ああいやだけど早く終わらせよう、っていう時に、ふと頭の中に浮かんだのが、ジョンレノンのこの歌。
everybody had a hard year
everybody had a good time
everybody had a wet dream
everybody saw the sunshine.
誰でも辛いことはあったさ、
良い時もあった
しけた夢を持ったこともある
陽の光をあびたこともある
なんだかこの歌をリピートしていたら嫌な作業も乗り越えられたんだ。