ブログネタ:【すんも賞を狙え!!】「ありがとう」と「ごめんね」どっちが苦手?
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僕がよく足を運ぶ其処は
少し寂れた繁華街の中にあるひっそりとしたスナック、
店内は少し狭く、ホステスもママを合わせて3人という
落ち着いたお店で、錆びれた感じがレトロ感と昭和の匂いを感じさせてくれる。
ママは僕より年下の47歳、女で一つで二人の子供を育て此処で生きてきた
子供も成人して手を離れ、ママも落ち着いてきた事だろう、僕は20年以上このお店に通い
続けている、一度もママに告白した事などなく、よき相談相手、お兄さん役を演じてきた。
しかし最近は不況のせいかお客さんの数も減り
女の子の従業員も一人いなくなっていた、ママはいつものように
優しく微笑んでいたけど少し疲れが見えていた、僕は明日のお店の25周年記念にプロポーズを決意する。
今の関係を続ければ良いお客さんのままで
彼女を助けていけるけど、
もっと側で彼女を見守りたかった
嘘は付きたくない、もう十分嘘は付いてきた-。
翌日お店は昔なじみの人たちで、活気を取り戻しているかのようだった。
お酒が入り混じり、皆カラオケ大会で盛り上がっている
僕は彼女をデュエットなんて誘い二人で前に出マイクを握った。
僕は彼女の目を見つめ、深呼吸をする
「僕は春子さんが好きです、結婚して下さいっ!。」
あまり大きな声を出してしまったのかマイクからキーンと店内に響き渡る,
さっきまで騒がしかった店内が静まりかえり、用意していた花束と結婚指輪を差し出した。
彼女は少し驚いたような表情を見せたが
いつものように微笑んで
「ありがとう」
と一言言った。
僕は結局振られてしまったんだけど
今もあのお店に通っているー。
fin.....
まぁ長々と書いてしまいましたが
何が言いたいかといえば、彼女のセリフの「ありがとう」という言葉、
これがもし「ごめんね」だったらすごく悲しいじゃない、
男もごめんねって言われたら店に来なくなってるかもしれないし
ごめんねってなんだか悲しい。
ありがとうは振られても良い思い出に変える魔法の言葉
なので私は何でもありがとうって答えたい 。
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