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1日5分の簿記3級(全70日)

以下の方は、
『5分』だけブログに付き合って下さい。

・独学で簿記3級に合格したい人
・これから簿記3級を勉強したいと思っている人
・何か資格を取りたいと思っている人




どうも。YUJIです。



はじめての方はまずこちら をどうぞ。



本日は53/90日目の簿記3級解説となります。
仕訳の手順が頭に入っていない方は
2日目
3日目
4日目
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今日から勉強するのは「伝票会計」です。しかしここからは新しい仕訳を勉強するわけではありません。つまり「伝票」という処理について勉強していきます。



あなたは「伝票」についてご存じでしょうか。おそらく聞いたことはあってもあまり見たことはないかもしれません。



しかしこの「伝票」の処理は比較的簡単ですし、新しい仕訳が出てくるわけではいのでぜひ得意論点にしていただけたらと思います。



それではまず「伝票」の概要から説明していきます。



今まであなたが勉強してきた仕訳というのは基本的に「仕訳帳」という帳簿に記入していきます。(これを記帳といいます)
処理の流れは以下のような感じです。



取引→仕訳(仕訳帳に仕訳を記帳していく)
このような手順処理していきます。



そして、この仕訳帳ですが基本的にお店に一つしかありません。従って、仮に仕入担当の人とか売上担当の人が、発生した取引をそのつど仕訳帳に書く場合だと、仕訳帳の取り合いになってしまいますよね。(笑)



まぁ、実際は仕訳の処理をする人は経理の人間なので、仕入担当者と売上担当者が仕訳帳を取り合うことはないです。



しかし経理が仕訳の処理をするからといって、仕入担当者から請求書がたくさん回ってきて仕訳したり、売上担当者から売上報告書がたくさん回ってきて仕訳するのは経理が凄く大変だと思いませんか?



そこで「伝票」の登場です。



具体的には仕入担当者や売上担当者にまず伝票を作ってもらい、次に経理はその伝票だけを見て仕訳を切ればいいんです。



ここであなたは「経理的には請求書を見たり、売上報告書を見て仕訳をするより伝票を見て仕訳をする方がラクなの?」と思ったかもしれません。



そうなんです。次回以降で具体的な伝票の処理を解説していきますが、経理は伝票を見て仕訳するほうがラクなんです。請求書や売上報告書には仕訳をする上では余計な情報が載っているのですが、伝票には仕訳をするためだけの情報しか基本的に載っていないですからね。



今日の話をまとめますと・・・



-伝票会計を採用していない場合-
取引→請求書・売上報告書の回収→経理で仕訳



-伝票会計を採用している場合-
取引→伝票の回収→経理で仕訳
となります。



どうでしょうか。伝票の概要はなんとなくつかめていただけましたでしょうか。
次回からは具体的な伝票の処理について解説していきます。



それでは本日は以上になります。
本日もお疲れ様でした。





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こんばんは。
YUJIです。



本日は52/90日目の簿記3級解説となります。
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本日は「決算整理仕訳」の3回目の「訂正仕訳」を見ていきます。



その前に、ここであなたに大切なお知らせがあります・・・。



実は簿記3級で学習する仕訳は全て終わっちゃったんです。



じゃ、今日は何をするの?ということですが、今日は期中に処理した仕訳が「間違っていた」ので決算時に「訂正する」という処理を見ていきます。



訂正仕訳には手順があります。
間違った仕訳を削除する。(間違った仕訳の逆仕訳)
正しい仕訳処理をする。
整理する。(①と②の合算)
この手順に従って処理をしていただければ簡単に訂正仕訳が出来ちゃいます。それでは例題を見ていきましょう。



例題1
『期中に商品50,000 を掛けで仕入れたが、買掛金 50,000 / 仕入 50,000 と処理していたので、決算整理仕訳にて正しい処理に訂正する。』



それでは手順通りに解説いたします。



①間違った仕訳を削除するので
仕入 50,000 / 買掛金 50,000
となります。



②次に正しい仕訳をします。
仕入 50,000 / 買掛金 50,000



③①と②の仕訳を合算します。
仕入100,000 / 買掛金 100,000



となります。そして、③が解答になります。



解答
仕入 100,000 / 買掛金 100,000



もう一つ例題を見てみましょう。



例題2
『期中に商品50,000 を掛けで仕入れたが、買掛金 500 / 仕入 500 と処理していたので、決算整理仕訳にて正しい処理に訂正する。』



これも手順通りに見ていきます。



①間違った仕訳の削除
仕入 500 / 買掛金 500



②正しい仕訳
仕入 50,000 / 買掛金 50,000



③①と②の合算(要するにキレイにするということです。)
仕入 50,500 / 買掛金 50,500



解答
仕入 50,500 / 買掛金 50,500



いかがでしょうか。
手順通りに処理をしていただければ「訂正仕訳」の処理は簡単に出来ますからね。まずは手順をしっかり押さえてください。



冒頭でもお伝えいたしましたが、簿記3級でお伝えする会計仕訳は全て解説いたしました。初めて簿記を勉強された方には仕訳の考え方など、とっつきにくかったかもしれません。特に「手形」や「売上原価」などは難しく感じたかもしれません。ですが、受験生の大半の方が同じ箇所でつまづくものです。ですので、あせらずゆっくりと理解していただけたらと思います。



まだ理解できない箇所やもう一度解説してほしい箇所などがありましたら、遠慮なくご質問していただけたらと思います。



さて次回からは「伝票会計」や「帳簿の作成」などを解説していきます。
それでは本日もお疲れ様でした。






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こんばんは。
YUJIです。




本日は51/90日目の簿記3級解説となります。
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本日は「決算整理仕訳」の2回目の「消耗品」を見ていきます。



ここであなたに質問です。



ボールペンなどの消耗品を購入した場合、あなたなら「消耗品費」の「費用」として処理をするか、それとも「消耗品」の「資産」として処理をするかどちらでしょうか。



正解は両方の処理がありえます。



というのも決算の時に実際使用済みのものは「費用」として処理をし、まだ未使用のものがあれば「資産」として処理をすればいいだけです。



いいですか。大事なのでもう一度言います。



決算の時にすでに使ったものであるなら「消耗品費」として「費用」にし、まだ未使用のものがあれば「消耗品」として「資産」にするんです。



イメージできるように具体的な金額で説明すると、例えば100円分のボールペンを購入した時に「費用」として処理をした場合は、決算の時に30円分しか使っていなければ70円分を「資産」します。



逆に100円分のボールペンを購入した時に「資産」として処理をした場合、決算の時に30円分使用していたら30円分を「費用」にします。



それでは例題を見ていきましょう。



例題1
『当社は1,000 円の消耗品を現金で購入した。(期中は消耗品勘定で処理)』



まずは購入した時の処理です。ポイントは文中の「期中は消耗品勘定で処理」です。



手順1
勘定科目は
消耗品」と「現金」です。



手順2
消耗品」という「資産」が「増加」したので「左側
現金」という「資産」が「減少」したので「右側



勘定科目分類表はこちら



手順3
金額は1,000円



解答
消耗品 1,000 / 現金 1,000



次に決算時の処理(決算整理仕訳)をします。



例題2
『以下について決算整理仕訳をしなさい。消耗品の当期使用分は800 円だった。』



例題1で購入した消耗品は1,000円分で、当期に使用したのは800円分なので、200円分が未使用分つまり「消耗品」になります。しかし現在は「消耗品」が1,000円として処理されているので1,000円から200円にする処理が必要ですよね。また使用したのは800円分なので「消耗品費」として800円分を計上しないといけません。



手順1
勘定科目は「消耗品」と「消耗品費



手順2
消耗品」という「資産」を「減少」させるので「右側
消耗品費」とうい「費用」を「増加」させるので「左側



勘定科目分類表はこちら



手順3
金額は800円です。



解答
消耗品費 800 / 消耗品 800



この仕訳をすることで購入した「消耗品」の残高は200円になりますし、使用した分は「消耗品費」として800円計上されます。



本日の解説はここまでにいたします。



今日のポイントは期中にどんな処理をしていたとしても、決算の時に「資産」と「費用」に分けられればいいということです。



それでは本日もお疲れ様でした。




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こんばんは。

YUJIです。



本日は50/90日目の簿記3級解説となります。

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さて本日からは3回に渡って決算整理仕訳」を見ていきます。とは言っても、実はすでにいくつかの「決算整理仕訳」の解説はしております。例えば前回解説した「経過勘定処理」や有価証券の時価評価」などです。従って今日からは今まで解説した以外「決算整理仕訳」を見ていきます。



今日は「売上原価」の処理を解説いたします。



ここでイメージつかんでもらうため、あなたには今からお花屋さんの店長さんになってもらいます。



会計期間は1/1~1/31 の1ヶ月です。まず、月初には既に350 円分で仕入れたお花があります。そして1/1~1/31 の1 か月の間で、700 円分のお花を仕入れ、その後2,000 円でお花を販売しました。月末には250 円分で仕入れたお花が残りました。さて今月の売上原価はいくらでしょうか?



お花屋さんの店長であるあなたは売上原価の金額くらいは知っておくべきですよね。正解は800円です。この金額が1月の売上原価となります。



解説します。



まず月初に350円分あって1月中に700円分を仕入れました。その後販売した結果、月末に残っていたのが250円分だったので、販売に対しての原価(売上原価)は350円+700円-250円=800円となりますよね。図を見ていただくとこのようになります。


1日5分で世界が広がる ~簿記3級~


そして、350円+700円-250円=800円を会計用語で表すと、「期首商品棚卸高」+「当期商品仕入高」-「期末商品棚卸高」=「売上原価」となります。



そしてこれを仕訳になおすと以下の様になります。
仕入○○○ / 繰越商品○○○・・・期首分の繰越商品を仕入勘定に振る
繰越商品○○○ / 仕入○○○・・・期末分の繰越商品を仕入勘定から抜く



これは「仕入」勘定で売上原価を把握しています。より具体的に仕訳で順を追って見てみましょう。まず、1月に700円仕入れたのでこのような仕訳になります。
仕入700 / 現金or預金700



次に決算整理仕訳をします。

仕入350 / 繰越商品350・・・期首分の繰越商品を仕入勘定に振る
繰越商品250 / 仕入250・・・期末分の繰越商品を仕入勘定から抜く



ここで仕入勘定だけ集計してみてください。700+350-250=800という風に売上原価の金額が集計されましたね。



それでは例題を見てみましょう。



例題
『次の取引について決算整理仕訳をしなさい。

(売上原価の算定)
期首商品棚卸高5,000、当期商品仕入高20,000、期末商品棚卸高4,700 である。売上原価は仕入勘定で処理する。』



仕入勘定で売上原価の算定をする場合は

以下の様な仕訳をします。



仕入○○○ / 繰越商品○○○

繰越商品○○○ / 仕入○○○



解答

仕入 5,000 / 繰越商品 5,000

繰越商品 4,700 / 仕入 4,700



ちなみにこの例題の売上原価は5,000+20,000-4,700=20,300となります。



いかがでしたでしょうか。少し難しかったですかね。下の図のようなイメージ図を書きながら
理解してくださいね。


1日5分で世界が広がる ~簿記3級~


それでは本日はここまでにいたします。
お疲れ様でした。







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こんばんは。

YUJIです。



本日は49/90日目の簿記3級解説となります。

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さて今日は「経過勘定」最後の解説、

前受収益」の解説になります。



前受収益とは・・・

本来は当期の収益でない部分も

前もって受け取った収益」を言います。



例えばあなたの会社が不動産投資をしていて

毎年1年分の家賃収入があると仮定します。



会計期間が今年の1月から12月までの1年だとして、

10/1に先に1年分の家賃収入が振り込まれた場合、

10/1から12/31までは当期の収益になりますが、

来年の1/1から9/30分に関しては来期の収益になりますよね。



この1/1から9/30までの収益を来期に繰り延べる処理が

前受収益」の処理になります。



それでは例題を見ていきましょう。


例題1


『7/1に向こう1年分の家賃60,000円を現金で受け取っている。

当社の会計期間はH13 1/1から12/31であるため、

決算時のため繰延べ処理を行う。

なお、勘定科目は前受収益を使用する』



現金で受け取った家賃は1年分です。

つまりH14.1.1~H14.6.30までの分を

来期の収益として処理すればいいんです。



手順1

勘定科目は

「現金」

「前受収益」



前受収益は「負債」の勘定科目になります。

例題の文中に勘定科目の指定があるので

「前受収益」となりますがこのほかにも

前受家賃」などと言うこともあります。



手順2

「現金」という「資産」が「増加」したので「左側

「前受収益」という「負債」が「増加」したので「右側



勘定科目分類表はこちら



手順3

金額についてですが、来期かかる月数は

H14.1.1~H14.6.30の6か月ですので

60,000円×6/12か月=30,000円

来期の収益になります。



解答

受取家賃 30,000 / 前受収益 30,000



例題1で来期(翌期)の収益を繰り延べましたので

翌期首(H14.1.1)になったら

翌期分の収益を計上する仕訳をします。

これを「再振替処理」と言います。



例題2

『1/1の期首になり繰り延べ計上した

受取家賃の再振替処理をした。』



再振替処理は前期末の繰り延べ処理を逆仕訳すれば完成です。



解答

前受収益 30,000 / 受取家賃 30,000



いかがでしたでしょうか。

今日の「前受収益」で経過勘定処理の解説が終わりました。



月数を数えたり、金額の計算をしたり

少しボリュームがある論点かもしれませんが、

下書きを書きながら

あせらず処理してくださいね。



それでは本日はここまでにいたします。



なにかわからないことがありましたら、

ご質問待ってます♪

それでは本日もお疲れ様でした。






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こんばんは。

YUJIです。



本日は48/90日目の簿記3級解説となります。

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2日目

3日目

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今日は先日の続きで「経過勘定」を解説していきます。

今日は「前払費」の解説です。



前払費用とは

お金はすでに支払ったが、まだ費用になっていないもの」となります。



例えば、

会計期間が今年の1月から12月までの1年だとしますよね。

そして保険契約を10月から1年間契約したとします。



つまりこの保険の契約期間は


10月から来年の9月までの期間の保険となりますよね。



ここでこの保険料の支払いを


今年の10月に全額払った場合、

来年の1月から9月までの保険料


先に支払っていることになりますよね。



従ってこの分(1月から9月まで分)の費用(保険料)を

来年に繰り延べる処理をする必要があります。



これが「前払費用」の処理になります。

それでは例題を見ていきましょう。




例題1

『当期は、H13 1/1~12/31 までの1年間とし、

11/1 に保険料(1年分)24,000 円を現金で支払った。

期末(12/31)になったので経過勘定処理をした。

科目は前払保険料を使用する。』



ここで下の図を見てください。

1日5分で世界が広がる ~簿記3級~



図を見ていただくとわかると思いますが

当期の費用は11/1~12/31の2か月ですよね。



つまり残りの10か月分の保険料は

来期の費用として


繰延処理(前払費用の処理)します。



手順1

勘定科目は「保険料」と「前払保険料

「前払保険料」についてですが、


「前払費用」を使うこともあります。

ですが問題の指示で


科目は前払保険料を使用する。

とありますので勘定科目は

資産」項目の「前払保険料」を使用します。



手順2

「保険料」という「費用」を「減少」させるので「右側

「前払保険料」という「資産」が「増加」したので「左側



勘定科目分類表はこちら



手順3

金額ですが、


翌期に保険料を繰り延べる金額を計算します。

24,000円×10/12か月=20,000円となります。



解答

前払費用 20,000 / (支払)保険料 20,000

※支払保険料でも保険料でもどちらでもOKです。

試験では勘定科目の指示がありますので。



例題1で翌期に計上する費用を繰り延べましたので

翌期になったら翌期の費用として計上しなおします。

これを「再振替処理」と言います。



例題2

『1/1 の期首になり

繰り延べ計上した支払保険料の再振替処理をした。』



これは前期末に「経過勘定処理」した仕訳の逆仕訳をします。



解答

支払保険料 20,000 / 前払費用 20,000



この仕訳でH14 1/1~10/31までの10か月分の保険料が

計上されることになります。



いかがでしたでしょうか。



何度も言いますが「経過勘定処理」については

下書きを書いてから問題を解くようにしてくださいね。



それでは今日はここまでにいたします。

お疲れ様でした。




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こんばんは。

YUJIです。

本日は47/90日目の簿記3級解説となります。

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今日は先日の続きで「経過勘定」を解説していきます。

今日は「未収収益」の解説です。



未収収益は

まだお金は未収だけど、収益として計上するもの

になります。



例えば、

会計期間が今年の1月から12月までの1年だとしますよね。



そして、お金を1年貸して利息を受け取る契約を

10月に契約したとします。



そうすると受取利息(収益)は10月から発生しますよね。

ところが、貸したお金と利息の入金が1年後


10月だとすると入金時の仕訳は・・・



現金預金××× / 貸付金×××

現金預金××× / 受取利息×××



となります。



ここで「受取利息」の仕訳だけを見てください。



受取利息という収益は今年の10月に契約しているので、

10月から収益は発生しているはずですが、

上の仕訳だと収益は

翌年の10月に計上することになりますよね。



つまり、今期の10月~12月までの期間分は

今年の収益にするのが適切な処理ということになります。

この「適切な処理」が「未収収益の計上」となります。



それでは例題を見ていきましょう。



例題1

『10 月1 日に当社は年利率10%で現金500,000 円を貸し付けた。

なお、利息は6 ヶ月後に現金とともに受け取る事になっている。

決算においての受取利息の経過勘定処理をしなさい。

当社会計期間 : H13 1/1~12/31)』



問題文章中に

決算においての受取利息の経過勘定処理をしなさい

とありますので、貸付の仕訳は無視して

受取利息の処理だけをします。



ここで下書きをご覧ください。

1日5分で世界が広がる ~簿記3級~


当期の10/1にお金を貸し付けたので

10/1から受取利息分の収益は発生していますからね。



手順1

勘定科目は「受取利息」と「未収収益」です。

貸し付けたお金の返金日は6か月後のH14.3.31になります。

つまりお金をもらえるのは当期ではありません



よって当期計上される受取利息という

「収益」に関しては「未収」ということになります。

従って使用される勘定科目は

「資産」である「未収収益」になります。



手順2

「受取利息」という「収益」が「発生」したので「右側

「未収収益」という「資産」が「増加」したので「左側



勘定科目分類表はこちら



手順3

計上する金額について解説いたします。



今期に収益計上する分は

10/1~12/31の3か月分です。



利率10%なので

500,000円×10%=50,000円は1年分となります。

従って50,000円×3/12か月=12,500円となります。



解答

未収収益 12,500 / 受取利息 12,500



ここで例題3では実際入金があった時の仕訳

解説いたしますが解答はこのようになります。



現金 25,000 / 受取利息 25,000
※500,000×10%×6/12か月=25,000



上記の仕訳は6か月分の仕訳になります。



このままだと受取利息を過剰に計上しちゃってますよね。

本来もらえる利息は6か月分の25,000円なのに

12,500円が過剰に収益として計上されちゃってますからね。



そこで翌期首(次の期間の最初の日にち)に

再振替処理」を行っていきます。



仕訳は簡単です。

例題1の仕訳の逆仕訳です。



例題2

『1/1 の期首になり見越し計上した支払家賃の再振替処理をした。』



再振替処理は例題1の逆仕訳になります。



解答

受取利息 12,500 / 未収収益 12,500



そして次の例題3では入金の仕訳です。



例題3

『3/30 に受取利息を現金で回収した。』




手順1

勘定科目は「現金」と「受取利息」です。



手順2

「現金」という「資産」が「増加」したので「左側

「受取利息」という「収益」が「発生」したので「右側



勘定科目分類表はこちら




手順3

金額ですが

500,000×10%=50,000円

50,000×3/12か月=12,500円となります。

※10%は年利率なので1年分の数字になります。

  そこで3か月分になおすことがポイントです。



解答

現金 25,000 / 受取利息 25,000



いかがでしたでしょうか。



本日も昨日に続き少し難しく

ボリュームもあると思います。



下書きなどを書きながらゆっくりでいいので

理解していただけたらと思います。



それでは本日もお疲れ様でした。






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こんばんは。

YUJIです。



本日は46/90日目の簿記3級解説となります。

仕訳の手順が頭に入っていない方は

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3日目

4日目

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今日から「経過勘定」を4回にわたって解説していきます。



まずは「未払費用」の解説です。

未払費用というくらいなので、意味は

まだ支払っていないけど費用になるもの

ということになります。



例えば、

会計期間が今年の1月から12月までの1年だとします。

そして、損害保険を10月に契約したとします。

そうすると費用って10月から発生しますよね。



ところが、仮に保険料(5,000円)の支払いが

1年後の10月だとすると支払時の仕訳は・・・



保険料5,000 / 現金預金5,000となりますよね。



つまり、損害保険に今年の10月に

契約しているにもかかわらず、
この処理だと費用は翌年の10月に

計上することになりますよね。


より具体的に言えば、

今年の10月~12月までの期間分は

今年の費用にするのが適切な処理ですよね。



この「適切な処理」が「未払費用」の計上となるのです。

それでは例題を見ていきましょう。



例題1

『当社はH13 5/1 に賃貸契約を締結し

家賃は1 年後に全額60,000 円支払うこととした。

当社の会計期間はH13 1/1 から12/31 であるため、

決算時に見越し処理を行う。

なお、勘定科目は未払家賃勘定を使用する。』



手順1

使用する勘定科目は

支払家賃」と「未払家賃」になります。



まず「支払家」についてですが、

当期の費用として計上するために家賃の費用計上します。

従って「支払家賃」という費用の勘定科目を使用します。



未払家賃」についてですが、支払いは1年後なので

決算時の12/31にはまだ支払っていません

ですので未払いとなます。

そして例題で勘定科目の指示がありますので

「未払家賃」という負債の勘定科目を使用します。



手順2

「支払家賃」という「費用」が「発生」したので「左側

「未払家賃」という「負債」が「増加」したので「右側



勘定科目分類表はこちら



手順3

金額ですが会計期間は1/1~12/31であり、

家賃の契約は5/1ですので、5/1~12/31までは

当期に費用が発生している分となります。



つまり5/1~12/31→8か月当期の費用となります。

60,000円×8/12か月=40,000円が当期の費用です。



解答

支払家賃 40,000 / 未払家賃 40,000



経過勘定の問題を解く際は

以下の様な図を書いた方がわかりやすいです。


1日5分で世界が広がる ~簿記3級~


次に実際に家賃を支払った仕訳をします。



ここでポイントなのですが、

家賃を支払う仕訳は・・・



H14.4.30

支払家賃 60,000 / 現金預金 60,000



となりますよね。

これ少し違和感ありませんか?



決算時に費用を見越計上しているのに

また、支払い時に全額費用計上している・・・。



費用が見越計上した分だけ

二重に計上されていることがわかりますよね?



このようなことを防ぐために、

期首で「再振替処理」というものをします。



例題2

『H14 1/1 の期首になり

見越し計上した支払家賃の再振替処理をした。』



二重に計上されている

費用の見越計上分を取り消す仕訳をしますので、
前期の決算時に見越計上した仕訳の逆仕訳になります。



解答

未払家賃40,000 / 支払家賃40,000



例題3

『H14 4/30 に家賃1 年分の60,000 を現金で支払った。』



手順1

勘定科目は

「現金」

「支払家賃」



手順2

「現金」という「資産」が「減少」するので「右側

「支払家賃」という「費用」が「増加」するので「左側



勘定科目分類表はこちら



手順3

金額は保険料全額の金額で¥60,000



解答

支払家賃 60,000 / 現金 60,000



支払家賃(費用科目)の金額だけ日にちを追って確認してみましょう。



まず決算時の13.12.31に見越計上した¥40,000を計上

            ↓

期首の14.1.1に期首振替仕訳により-¥40,000を計上

            ↓

14.4.30の保険料支払い時に¥60,000を計上

            ↓

期首の14.1.1に-¥40,000となり

14.4.30で¥60,000を計上するので
当期の保険料計上金額は¥20,000となります。



これで保険料の¥60,000が


前期に¥40,000当期に¥20,000と分かれるんです。



いかがでしたでしょうか。



ちょっと難しいですかね。

理解を早めるためにも、

上で示した図を下書きしながら理解を深めてください。



それでは以上で終わりにしたいと思います。

お疲れ様でした。










初めての方はまず、こちらをどうぞ。



こんばんは。

YUJIです。



本日は45/90日目の簿記3級解説となります。

仕訳の手順が頭に入っていない方は

2日目

3日目

4日目

をご覧ください。



今日は前回からの続きで

貸倒損失(かしだおれそんしつ)・貸倒引当金」の

解説をいたします。



今日は「貸倒引当金」の解説です。

ここで少し会計のお話をいたします。



会計では「保守的」に処理することが求められています。

具体的には、収益は「遅く」計上し、費用は「早く」計上する。



この考えからすると

将来貸倒れてしまう可能性が高い売掛金に関しては

前もって費用計上するのが望ましいですよね。



そこで、将来貸倒れてしまう可能性のある売掛金に対して

見積もった金額で先に費用計上する処理が

貸倒引当金」になります。

仕訳は以下のようになります。



貸倒引当金繰入額××× / 貸倒引当金×××



貸倒引当金繰入額費用の勘定科目です。

この処理をすることで、将来売掛金が貸倒れる時点より

前もって費用計上することになります。



貸倒引当金負債の勘定科目になります。

この勘定科目は実際に貸倒れた時に以下の仕訳をします。



貸倒引当金××× / 売掛金×××



この処理をすることで

実際売掛金の貸倒処理があったとしても

このタイミングで費用は計上されないということになります。



それでは例題を見てみましょう。



例題1

『決算期末にA店に対する売掛金残高が2,500,000 円あり、
 
そのうちの5%を貸倒引当金として計上した。』



手順1

まずは貸倒引当金の費用計上です。

勘定科目は

「貸倒引当金繰入額」

「貸倒引当金」



手順2

貸倒引当金繰入額という「費用」が「発生」するので「左側

貸倒引当金という「負債」が「増加」するので「右側



勘定科目分類表はこちら



手順3

金額は2,500,000円×5%=125,000円



解答

貸倒引当金繰入額 125,000 / 貸倒引当金 125,000



では実際に売掛金が貸倒れてしまった時の処理です。



例題2

『同店に対する売掛金100,000 円が貸倒れた。』



手順1

売掛金が貸倒れてしまったので勘定科目は

「売掛金」

「貸倒引当金」



手順2

売掛金という「資産」が「減少」するので「右側

貸倒引当金という「負債」が「減少」するので「左側



勘定科目分類表はこちら



手順3

金額は100,000円



解答

貸倒引当金 100,000 / 売掛金 100,000



ここでポイントですが、

もし貸倒れてしまった金額が

引当金計上した金額を超えてしまったらどうなるか。



具体的には売掛金が200,000円が貸倒れてしまったら

引当金計上した125,000円以外の75,000円はどうなるのか。



の金額は費用として「貸倒損失」という勘定科目を使います。

仕訳は以下のような感じです。



貸倒引当金125,000 / 売掛金200,000
貸倒損失75,000



本日の解説は以上になります。



いかがでしたでしょうか。



貸倒引当金の金額は

○%を貸倒引当金計上する」というように

計算させることもありますので

計算ミスだけはしないでくださいね。



それではお疲れ様でした。








初めての方はまず、こちらをどうぞ。



こんばんは。

YUJIです。



本日は44/90日目の簿記3級解説となります。

仕訳の手順が頭に入っていない方は

2日目

3日目

4日目

をご覧ください。



今日からは

貸倒損失(かしだおれそんしつ)・貸倒引当金」の解説をいたします。



まず今日は「貸倒損失」の解説です。

「貸倒損失」は費用科目になります。



例えばですね、

商品を掛けで売り上げた場合、

売掛金」という「資産」を計上しますよね。



そしてこの「売掛金」は後日、

現金や預金等で入金があります。



しかし、相手先が倒産などした場合、

「売掛金」は回収されないということになります。



この場合に「損失」を計上します。

そしてこの時に使う勘定科目が「貸倒損失」となります。



それでは例題を見てみましょう。



例題

『得意先が倒産したため、

 得意先に対する売掛金200,000 円を貸倒処理した。』



手順1

勘定科目は

「売掛金」

「貸倒損失」



手順2

「売掛金」という「資産」が倒産のために回収できません。

そのため「減額」処理しますので「右側」になります。

「貸倒損失」という「費用」が「発生」しますので「左側」です。



勘定科目分類表はこちら



手順3

金額は200,000円



解答

貸倒損失 200,000 / 売掛金 200,000



いかがでしょうか。



今日はここまでにいたします。



次回は今日解説いたしました「貸倒損失」に備える処理である

貸倒引当金」の解説を行います。

本日もお疲れ様でした。