狭き門!アナウンサーの仕事とは? 大河原あゆみさん | 転職して出会えた新しい自分 プレミア・ビューティ・アンド・スパってこんな会社

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今回は、元・山口放送(日本テレビ系列)のアナウンサーで、現在はフリーアナウンサー兼制作プロモーション会社の企画広報で活躍されている、大河原あゆみさんにお話しを伺いました。

狭き門と言われている、アナウンサー試験をパスした大河原さん!何事にも真剣に取り組まれる姿は、私たちの日常にも参考になりそうです。それではお願い致します!






● アナウンサーという職業は、とても倍率が高く狭き門だと聞きますが、大河原さんがアナウンサーになろうと思ったきっかけは何でしたか?


実は、私の家では幼い頃から「テレビはNHKのニュースと1日1番組」と決められており、限られた時間で見るテレビからは、毎日新しい情報が届き“まるで宝箱みたい(笑)!”と幼心に思っていました。
テレビでは、普通では出会えない海外の景色や人々のことも伝えてくれ、テレビは何でも教えてくれる。いつか私も、多くの人に喜んでもらえる情報を届けたいな~と思うようになったのがきっかけでした。


● 具体的にアナウンサーになるための勉強などはされたのですか?

まずは、アナウンサースクールに入ろうと思い、色々調べてみると、費用がなんと3ヶ月で10万円程度かかることが分かりました(涙)
それは大学生の私にとって大金で、両親にお金を借りようとしたのですが“人を頼っていたらアナウンサーなんかにはなれないわよ!”と言われ「自分で稼がなくては!」と思い、沢山のアルバイトを掛け持ちしました。(4年間で29種類のアルバイトを経験)

やっと大学1年の終わりに、貯めたお金でアナウンサースクールの扉を叩いたのですが、初めての授業では、嬉しくて涙が出そうになりました(笑)。
でも、アナウンサーとしての技術を習得したこと以上に『様々なアルバイトで得た経験』が今も役に立っています。
アナウンサーは『あらゆる環境・立場の人の気持ちを理解しようと努め、寄り添い伝える立場である』と思うからです。



● 自分で稼いだお金で、スクールへ通われたからこそ、きっと他の方より、ひとつひとつの授業を有り難く感じられたのでしょうね?
そしていよいよ難関の就職活動!どんな活動をされましたか?


私は、キー局から地方局まで全国32社のテレビ局を受けたのですが、北海道から九州までとなると、移動や宿泊費がかなりかかるため、飛行機や新幹線は使わず、青春18きっぷを利用しました。

また、面接の5日ぐらい前から、現地入りをして、地域の食堂に入り、食事をしながら地方局のテレビ番組を見たり、タクシーの運転手さんに、“特徴的な場所を案内して欲しい”とお願いしたり…その地域をできる限り勉強してから面接に向かうようにしていました。
アナウンサーとしての技術よりも、その地域で生きることにどれだけの熱意があるか?ということを意識していました。



● すごい努力ですね!そして見事、山口放送に内定されたとのことですが、入社されてからはいかがでしたか?


新入社員は私ひとりで、他の制作や営業職の同期もいなく、当然のことですが指導はとても厳しかったですね。
でも少しでも早く認めてもらえるよう、毎日周囲の方の仕事ぶりを見て、今私は何をすべきか?探りながら、仕事を覚えていきました。
番組制作に関して、意識も技術も一流の先輩方に囲まれての仕事は本当に刺激的で幸せでした。
知らない土地で、初めての一人暮らしでしたが、毎日毎日新しく覚えることが沢山あり、あっという間に時間が過ぎていました。



● アナウンサーというと華やかなイメージがあるのですが、実際はどんなお仕事ですか?


人によって、捉え方はまちまちだとは思いますが、アナウンサーは俳優やタレントのような主役ではなく、制作サイドの人間だと私は思っています。
表に立ってはいるけれども、現場で”より主役が輝くように”進行をサポートし、情報を伝える職業。
キー局と違い、地方局では取材企画や編集も行うので、作業量は増えて確かに大変かもしれませんが、情報を伝えることに根本から携われるのは幸せなことだと思っています。
その分、取材対象者の方とも多くの出会いが有り、その繋がりは今も続いています。


● 充実したアナウンサー生活だったのですね!
大河原さんのお仕事は、色々な方に情報を伝えることですが、何かを相手に伝える際、普段から気を付けている点などありますか?



『伝え方を考えること=相手を愛おしく思いやること』だと思っています。
最近はSNSなどが普及し、相手とのコミュニケーションが簡略化されてきていますが、その分、誤解も生じやすいと思うので、細かいニュアンスにも心を配ることや、なるべく大切なことは会って話すか、電話で話すようにしています。
手紙を書く事も大好きです。
せっかく表現豊かな美しい日本語を母国語に持っているのですから、丁寧に言葉は紡ぎたいと思っています。



●手紙を書く習慣は、どんどん減ってきているので、きっと印象にも残りそうですよね!
現在は東京へ戻られ、アナウンサー兼制作プロモーション会社の企画広報として活躍されていますが、今のお仕事、今後の展望など教えてください。



はい、今はフリーアナウンサーとして活動しながら「つくる女(じょ)」という
11名の女性クリエイターチームを組んで活動しています!
イラストレーターや漫画家、ファッションデザイナーに脚本家などが集まって、新しいコンテンツ作りをしています!
具体的にはテレビ・ラジオ・Website・アプリ・雑誌などの制作ですが、今までの経験を活かして仕事ができるので、とても充実しています。
これからの目標は、私たちのオリジナルのコンテンツを日本だけでなく海外にも広めようと考えているところです。


つくる女オフィシャルサイト
http://tukurujyo.com

つくる女ニコニコ コミュニティ
http://com.nicovideo.jp/community/co1917371



大河原さん、これからの活動も楽しみにしています!貴重なお話しありがとうございました!


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