テレビ番組のディレクターとして活躍されている桂田いちこさん(29歳)。
彼女はTBSの朝の情報番組「いっぷく」のディレクターさん。
![テレビ番組ディレクター 桂田いちこさん](https://stat.ameba.jp/user_images/20141224/10/pbs-career/21/b7/j/t02200330_0640096013167822404.jpg?caw=800)
先週に続いて、テレビの仕事をより詳しく伺って参ります!
■今までどんな番組に携われてきたのですか?
私の場合は大家族の密着ものや旅番組など、
比較的長いスパンで作り上げる番組が多かったです。
企画をつくって、どういう内容にしていくか?
構成をまとめていって、ああでもない、こうでもない、、、と
煮詰めていきながら番組を作り上げていくのですが、
作り上げるまでの道のりが本当に大変なんです。
今は、朝の情報番組の担当をしています。
生放送なので、ニュースなど生放送のギリギリまで取材し、オンエアしています。
先日は広島の災害現場にも取材にも行きました。
その他、政治などデリケートなネタも多く、テレビは影響力もあるので、
どう伝えていくべきか?日々、模索しています。
■今の仕事のやりがいは、どんなところですか?
今回のアユアラングレースさんのように、放送後に「反響がありました!」と
おっしゃっていただくのが、何よりも嬉しいです!
私が所属している制作会社の社長は
「創る側が一番嬉しいのは、撮影に協力してくれた人が喜んでくれること。撮影が大変だったけど、楽しかった!出演して良かった!と思ってもらうような番組にしなさい!」
と言っています。
中には「テレビで紹介してあげている」「○○してあげている」という
姿勢の方もいるのですが、私たちだけでは番組はできないんです。
取り上げる内容などで、ご協力いただける人たちがいて、
はじめてひとつの番組は出来上がります。
だから、放送までは準備や編集など、本当に大変なのですが、
放送後、ご協力いただいた人たちと一緒に、
「いい内容だったね」「やって良かった!」とお声をいただけるときが、
たまらなく嬉しくなります(笑)。
■最後に、就職を考えている人や、転職を考えている人に一言お願いします!
私の場合、今の会社の社長の考え方がとても好きなんです。
例えば
「仕事は大変なことも多いけど、その中で小さいことでもいいから楽しみを見つけなさい!」
とよく言ってくれます。
日々アドバイスをしてくれる社長や、
同じ気持ちを持っている先輩や同僚たちがいたから、
徹夜も当たり前のハードな職場ですが10年続いているのだと思います(笑)。
就職や転職では、
その会社の雰囲気や考え方が自分に合っているか?
が大事なのかもしれません!
桂田さん、ありがとうございました!