廣瀬神志&風生花のブログ 「オーガニックな毎日」 -22ページ目

④NZ初日の朝

心地よい声に包まれて目を覚ますと、朝焼けににじむ空が

目の前に開けていました。


寝起きの脳みそにしみるような透明な、とっても優しい

その声の主はいったい誰なのでしょう?

それはメジロのような細い澄んだ鳥たちの声でした。

それもうんと沢山の声♪


それから窓の外には、朝の日差しを受け

キラキラ光る水面が遠くまで広がり、その光景に目を奪われ

しばらく見とれていました。

これら全てが、自宅というプライベートな空間で得られていなんて!

なんて贅沢なんでしょう♪


庭には大きなトランポリンがあり、午前中は彼の娘さんと

一緒になって、こおちゃんが弾んでいます。

見ている私までだんだんうずうずしてきて遂に参加!

若い頃は体操クラブにいたんだぞ!と、小学校の頃(若すぎる頃!?)

を思い出して、一緒になって弾んでしまいました。

しかし子供の体力はすさまじく、しばらくすると情けないけれどリタイヤ。


誰に似たのかこおちゃんの好奇心と勢いの良さは

数時間後も一人でコロンコロンコロンとトランポリンの上を

みているこちらがヒヤヒヤするくらい調子よく転がっていました。


それにしてもなんて気持ちがいいのでしょう。

彼の趣味はボートということなのですが、なんと

自宅の庭から直接海へ出かけることの出来る

ボート好きにはたまらない作りになっています。

「廣瀬さんは何が趣味ですか?」

「こちらで生活するには趣味がないと辛いですよ」

と尋ねられ。。。。


おもわず磨きたいゴルフの腕や、これまでやりたくてもやれずにいた

もろもろのことなどを上げましたが、情熱を注ぐほどの熱中する

自前の趣味が子育て以外で、すぐに上げられないことにショック。

しかし考えると不動産を見たり、素人なりに

理想の家などの図面を書いたり等あるんですよね。

子育ては面白いけれど、自分の趣味を忘れるほど

ゆとりがなかったんだなぁとシミジミ。


主人はというと真っ先にゴルフ、次に釣りやテニスと色々とあるようで


確かにNZは趣味がないと時間を持て余し、理想と現実のギャプに

目が覚め日本へ帰化てしまうというのもわかる気がします。


これはマレーシアのキャメロンハイランドへ長期ステイ

していた頃にも感じたことでした。やはりあちらへ移住した日本人が

何の文化や公共施設の少ない生活に時間を持て余し

なかば鬱状態気味で日本へ帰ってゆくのです。


彼のお薦めは、「よほどの趣味がないのなら、オークランドがいいのでは?」

ということでした。それは多少の文化があるからだそうです。

子供の教育機関も充実しているとの事。


それからKIWIマインドの素晴らしさも

ある書籍を例にあげ教えてくれました。

その書籍に書かれているのは、あるパーティー会場に置かれたピアノを

主催者が指差し「遠慮なく誰か演奏してみてください。」と言います。

するとKIWIの若者がスタスタと歩いて行き、お世辞にも

上手いとは言えない、とても聞けたものではない演奏を弾きました。


笑顔で席に戻った若者に主催者が「経験がおありなんですか?」と尋ねると、

「まったくない、ただ一度弾いてみたかったんです」と

屈託のない笑顔で返したそうです。


そんなお話を伺い旅する中でも感じたことは、

この天真爛漫さ、自らの可能性を見出せるマインド

なんて素晴らしい!


あるアメリカ人の移住者が残した言葉に

「アメリカ人がアメリカ人として生きていける国」というのがあり

異文化を異文化として受け入れ認め合うマインドが根付いている

異人が異人として、生きていきやすい土地であるということなのです。


確かに旅の途中、NZの方は日本人の忘れかけている

思いやりや配慮、奉仕の心、ルールを守る事などを大切にし

それが自然の行いとしてあるため、こちらもNZにいると

それだけで優しくなれることは身をもって感じました。


まず自身で感じたのが車の運転をしているときでした。

スピードや車線変更、歩行者や左折者への譲る心が溢れてきて

嘘みたいに、穏やかな運転になるのです。他にも沢山。

この旅行の中での一番の収穫はこのマインドに

触れることが出来た事かもしれません。


海外で子育てを考えた場合、このマインドがキーポイントになるからです。

というのも海外は自分は自分というマインドがとても強いので

日本人的文化の配慮や思いやりなど協調性を学ぶには

強さは得られるでしょうが、一歩間違えると我侭な人間に陥りやすい

不都合な環境が待ち受けていることが多いのです。


あまり幼い時に異国へ出ると、姿は日本人でありながら

中身は異人星人になってしまうとよく耳にし、

日本人のアイデンティティーという点について気になっていたからです。

でも、その点についてもこの国NZならば、心配はいらなそう

というのを感じることが出来ました。


すっかり長居をさせてもらって、最後は奥様の作ってくださった

日本食で英気を養い、オークランドにさようならをしました。

母乳を製造する立場のためどれだけありがたかったか・・・

手作りの全粒粉ぱんもおにぎりも美味しかったぁ。


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廣瀬神志&風生花のブログ 「オーガニックな毎日」  デザートにはゴマプリンまで!


ここからはロトルア(温泉と釣りのメッカ)の街を目指して

タウランガ(港町)経由で出発です。

表面化していない被害報告&噂

こちらの記事は一般的ではないので、

みんなのプライベートバンクガイド会員専用 とさせていただきます。


ご相談者様から寄せられた情報です。

今後PBを模索される方の参考になればと

了解を得ました。


また、銀行の破綻の噂につきましては、

噂の範囲を超えるものではありませんが、

数億以上の資産をおもちの複数の富裕層の方が

異口同音に話しされていることです。


もう同様に推測されている方も、自身の見解を

裏付ける要素にしてみてください。



③目的地のNZへ到着!

NZオークランドへの到着は深夜の12:00頃でした。

夏というのにカラッとした湿度のない、程よい暖かさのなか

可愛らしい横断幕と共に私達家族を迎え出てくれたのは、

先に到着していた友人夫婦と、NZ移住10年以上になる日本人の方でした。


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生まれて初めての

横断幕での出迎えに、嬉しさがこみ上げます。

息子さんと娘さんが書いてくれたようです。


一度日本でお逢いしていた移住者の方でしたが、そのときは

ビジネスシーン後の上下渋いスーツに身を固めておりましたので、

打ち解けるまでには及ばずのままでしたが、今回現地でお逢いしてみると、

爽やかでラフなTシャツに短パンという印象の違いに、

とても和やかな柔らかさを感じ、今回はリラックス&安心感を大きく受け

ひとみしりな私達夫婦も打ち解けることが出来ました。(*^▽^*)

彼曰く「実はこれが普段24Hの姿なんですよ(笑)」とのこと。


深夜にもかかわらず、奥様にもお出迎えして戴き

更には、この日の夜は友人の計らいで、友人と共に

移住者である彼の、素晴らしい開放感に満ちた

ウォーターフロントのご自宅へ宿泊することになりました。

ウォーターフロントとは湖や海沿いの家のことで、

自宅の窓辺から視界を遮るもののない美しい水辺を眺め、

水際へも直接出られるような物件のことを言います。


とにかく建物の向きによっては、プライベートで

日の出や日の入りの美しさを味わう贅沢があります。


彼の趣味はボートということで、自宅の庭からボートで出かけたり、

オフィスワークから海を眺めたりと、時間を有意義に使われている姿が

とても印象的でした。子供たちともゆっくりと時間をとって

都心ではたやすく出来にない、身体を使う遊びで遊んでくれたりと

子供とのかかわり方も教えられる思いがしました。


この時点で、NZで不動産を買うならウォーターフロントがいい!!!と

大盛り上がりの中、最初の夜は眠りに付きました。