プリント配線板と実装技術 | 続 サルでもわかるプリント基板のはなし~きばんやおやじのブログ

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プリント基板の基礎から、実装技術を駆使した品質管理のノウハウ、コストダウンの方策まで、電子機器のものづくりのノウハウの虎の巻です

20年程前の話だが

サラリーマンであった頃

日立製作所様の担当を拝命していた。

守秘義務が関わるおそれがあるので

詳細の記述は割愛するが

日立製作所様ともなると

プリント配線板の技術的な管理を司る専門家の集団があり、

新たな取引先の選定や現場の品質管理など、

多岐にわたって携わっておられた。

 

要するにプリント配線板の製造分野に限定されない

実装技術全般的な分野まで

体系的な管理体制を構築されていた訳だ。

 

多くの思想が現在の私を支えてくれている。

 

プリント配線板の開発にあたっては

多くの場合

価格

が企業を採用するための最大の選定基準となっており、

価格による企業の分別の問題をクリアすることに腐心してきた。

 

そこで得た結論は

提案力だ。

 

仕様を決定する際には

数量

用途

に基づく採用基準があるが

依頼元の顧客が独自に抱える課題も存在する場合が多い。

課題を承った上で

課題に関するソリューションが

コストを抑制して

品質を安定させる役割を果たすこともあるはずだ。

 

プリント配線板の製造に限定しない

実装技術の知見に基づく提案を提供してゆく。