長尺フレキシブルプリント配線板の用途(1)~ 照明 | 続 サルでもわかるプリント基板のはなし~きばんやおやじのブログ

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プリント基板の基礎から、実装技術を駆使した品質管理のノウハウ、コストダウンの方策まで、電子機器のものづくりのノウハウの虎の巻です

昨年
任意の長さで製造することができる技術を開発して
特許を出願した。
初回の試作品では
L=920mm 
の点灯サンプルを製作した。

lomgsize flexible pcb

この試作品では
高輝度LEDを点滅させて
フレキシブルプリント配線板側の熱負荷を検証したため、
2回目のサンプルでは、
点滅ではなく点灯させる長尺フレキシブルプリント配線板
を3種類のLEDを実装して試作した。

長尺フレキシブルプリント基板 LED照明

初回サンプルでは、
22個のデバイスを直列に実装したが、
2次試作では、
24個のLEDを
直列に6個配置したものを1ブロックとして
4ブロックを並列に実装して
電圧降下の有無を検証
現在は、
ヒートショック 1000サイクルの試験を
公的機関で実施中だ。
6月までには試験結果を顧客に提示することが可能となろう。
その他にも
いくつかの信頼性評価試験を実施中だ。

また、新たな取り組みとして
L=1200mm
のフレキシブルプリント配線板の試作にも取り組み
試作品を製造した。

image

これは、
従来品の廉価版として試作した。

3点のプリント回路板を紹介したが
いずれのプリント回路板も
照明用途に問題なく採用していただくことができると思われる。
これから
代理店をさらに拡大してゆく方向だ。