フレキシブルプリント配線板とリジットプリント配線板の違い(5)後半工程 | 続 サルでもわかるプリント基板のはなし~きばんやおやじのブログ

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フレキシブルプリント配線板は
ベース基材とカバーレイの積層以降にも

(文字印刷)
表面処理
洗浄
外形加工
補強板添付などの付加工程
洗浄
検査

など、

後工程に手間がかかることが多い。
特に付加工程は、
補強板(フィルム、エポキシ材など)のほか
シールドフィルム貼付
フライングリード加工
ACFまたはACP加工
ディンプル加工
など多岐にわたる。

外形加工の際の金型も
リジットプリント配線板と異なり
複数の型を利用する場合がある。

フレキシブルプリント配線板の外形は
リジットプリント配線より
複雑な形状である場合が多く、
一度の加工で済まそうとすることは
基本的にはできない。

フレキシブルプリント配線板は、
個別に工程に相違がある。
従って工程を標準化することが難しい。